造られた殺人を見ました。
U-NEXT、韓国映画です。
見たきっかけは、U-NEXTの赤ペン先生の紹介動画。
赤ペン先生は、映画紹介をしてくれる人なんですが、短い時間にテンポよく紹介してくれるので地上波でコーナーがあった時も時折よく見てました。
U-NEXTにも専用の動画があって、結構見るの楽しいです。
で、この映画は・・
なんていうか、サスペンスコメディなんですね。
主人公はTVのニュース記者。
7人連続殺人事件が巷で起こっている最中に、主人公は会社ではがけっぷち、妻からは離婚寸前もうやばい!っていって転職先も探そうとしている中で、
ある情報提供者から電話がかかってくる。
うちの隣の人が犯人だと思う・・
で、主人公は奥さんと喧嘩して色々投げ出したい気持ちのまま、その提供者に会いにいくんですね。
家の中を物色して、
こ、こいつが犯人だ!!!!
と、警察に連絡しようとするんだけど、提供者が不法滞在者だからやめて!と止められる。
最初はそんなに悪いやつじゃないんですね。
犯人のところから逃げるついでに証拠を持って帰ってきてしまい、そのままTVの特ダネ。
あれよあれよという間に、大出世するんですよ。
でもね、実は
犯人だと思ってたけど、全然勘違いだってことが発覚!!
こいつはやべぇ・・どうしよう・・と思って居る間に、みんな彼の嘘に踊らされて、大変なことに・・。
っていう映画です。
この映画ですね、最初が随分コミカルです。
韓国らしい映画ですね。
そのコミカルさは、持続するんですが、途中で少し気配がガラッと変わります。
ヒメアノールとか思い出す感じ。
コメディだと思ってたけど、サスペンスなの?スリラーなの?っていう。
醜悪なマスコミと、それに翻弄される警察と世論。
最期まで、皮肉にコミカルを維持してくれます。
何が嘘か本当かなんて、結局自分が取捨選択せにゃならん時代ですね。
ちなみに、作ると造るの意味合いは違くて、造るは大規模、って意味合いがあります。
映画の中に出てくる本って実際にあるのかな、ググってもなかなか出てこない。
良辰殺人記。