クラシック・ホラー・ストーリーを見ました。
とある若者たちが、キャンピングカーで移動してたら、酔っぱらい運転の若者が事故を起こして森に迷い込む。
そこには、謎の教会みたいな古い建物が、晴天の野原にぽつんと立っている。
中に入ると、奇妙なオブジェや、写真が飾られているが、屋根裏部屋にはおかしなものがあり。。。
という本作。
この映画ですね。
そこまでぐちゃくないんですか、ぐちゃ想像シーンがそれなりにあります。
そして、昨今流行りの、ホラーからのコメディへと展開していきます。
そして、一番重要なのは、既視感が凄いということです。
まず音楽ね。バイオリンのキュインっ!な感じだとか、ぞわぞわする感じ。
ミッドサマーだよ!!
あと、昼間に起こる色々ね。
特に後半のみんな大集合ね。
ミッドサマーだよ!
教会のかんじも既視感すごかったし、なんならあの屋根裏オブジェも
ミッドサマーですよ!
と、ツッコミどころが満載だ。
エロシーンが何故か少ないわけだが、13日の金曜日を出したくなかったってことだろう。
ただし、サム・ライミの名前を出していることからすると、死霊のはらわた感は出したかったと見える。
そして、途中からファニーゲームの様相を呈しつつ、途中でことが起こるとワラワラ人が出てくる感じはゲームサイレン。
森をぐるぐる回って戻ってきてしまうホラー映画は多分トランスワールドかな??
似たような話はたくさんあるから何とも言えない。
フゥフゥ。疲れたよ。
さて、どんな展開になるのかと思ったけどね。
途中の展開悪くないよ。
とくにマーターズリメイク序盤の突然感ね。軽くコメディだよ。
きっと、監督の好きなホラー映画へのオマージュというか、パクリだぜ!という皮肉とともに、ネトフリやユーチューブを皮肉っているわけですね。
ていうか、マジパクなんだけど、マジパクにしないと皮肉にならないから敢えてそうしてるのかもしれないが・・。
掻い摘んで、5分も映画を見ずに、俺、クラシック・ホラー・ストーリー見たぜ!っていうような人々のことを皮肉っている感がありますね。
ただ、ちょっと皮肉り過ぎている感じもする。狙い過ぎ感?
これが強いかな。
たぶん、そこを一番言いたいのかもしれないけどさ。
彼らにとってはそれが一番ホラーだよと。
何をしたかったのか散見してしまった感じはするかな。
そう、だから、とても散っている感じがするんだよね。
結局のところ、イタリアのホラー映画はつまらないみたいな自虐になってしまっている感じもする・・・w