ネトフリオリジナル映画ですね。
ソニー・ピクチャーズ制作?かな。
結構楽しい映画でした。
まず、なんといっても絵作りがいい。
勿論、3Dの映画なんだけど、2D的な様相がすごく多くてMIXされていていいんです。
イラストのように淡い暖かみのある材質や色味を表現していたり、2Dの吹き出しや、テロップ、漫画のようなコマ割も意識していたりする。
あとは、感情表現の箇所ではぼかしを意識していたり、焦点のあたる箇所が動的に意識させるような感じになっている。
このイラスト調の暖かみのある感じなら、ドラマ傾向が強い作品なのだろうか?と思ったら逆にアクション要素が強い作品。
コミカルにキャラクターはぱきぱき動くし、SFアクション。
アップルをモデルにしたような企業の人工知能パルは反乱するってわけですね。 HALの文字りだと思います。
人工知能ネタや、snsネタ、パソコン音痴のお父さんの話とか、なかなか笑わせてもら最近のお父さんたちは、パソコン強くないからこういう気分なのかな。
ちょっとPALは可哀そうだけどね。その部分に焦点をあててしまうとテーマが散ってしまうから仕方ないのかも。
年が離れていくと、自分の子供とうまくいかなくなることがあるかもしれない。
段々と自我が目覚めて自分のやりたい事が見つかって、自立していくし。
ちょっとした行き違いでも言わなくては伝わらないし、うまく伝えられなかったりもする。
そんな家族を修理する話ですね。
家族の物語であり、娘の吐露にはほろっとさせられる話があり、エンドロールまでとても楽しく見ることができる映画でした。
私はこの娘の気持ちよくわかるよ。
オススメです。とっても良い映画でした。