二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2024
鑑賞リスト

映画:テネット。逆行する世界へこんにちわ。

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クリストファー・ノーラン監督・制作・脚本の映画ですね。ご存知。

見よう見ようと思っていたけど、フィーバーしているときは避けてしまう、そんな体質の私ですが、ようやく見ました。

 

結構楽しかったです。

これは映像体験ですね。

主軸のストーリーは割と王道なんですが、そこは置き去りにしても良いと思います。

なので、物語に対してはあまり言わないでおきます。

 

メメントの時も思ったけど、ノーラン監督って、時間軸を弄ったり、人を騙す(いい意味で)とか好きそうだよね。

兎に角、面白いことをやってくれるイメージ。

そして、自分がやりたいことを新しい形で映像として見せてくれる。

そういうイメージかな。

彼はバットマンというアメコミの世界で成功したからこそ、ノーラン監督なら、と莫大な金が動くようになった。金が動く作品を作れるってことですね。

 

2時間半ぐらいの映画なんですが、この映画で兎角面白いのは逆行した映像です。

ただ、それが現在時間と並行しているんです。

 

観客たちは、映画を進めているのに、

映画の中では、進んだ時間と逆行した時間が平行して再生される。

この見せ方がとても面白いのです。

頭の中で、逆再生しながら、再生する感じで映画を見るんですよ。

この感覚が非常に面白い。

映画の中で、主人公と敵が対峙しながら会話するシーンが特に面白い。

その時間は、逆行しているのに進んでいるからだ。

 

映画のネタとしては、デジャヴ感がもちろんあるので、

気分は、ドラえもん、のび太と逆行した時間! みたいな感じだ。

未来のあなたが過去のあなたとえっへっへ! みたいなお約束も勿論ある。

逆行した、といえばライフ・イズ・ストレンジを思いだすね。

二回見たくなる映画です。

二回見なくてはいけない映画じゃなくてね。

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