ディスコをみました。
ノルウェー映画だそうです。
ミリアムという女の子が主役になるんですが、彼女は本当のお父さんとは別れて暮らしており、母は新しいお父さんと再婚して15年が経つ。
お父さんと離れて暮らしているのはある理由からなのだが、そんな仲、父と母は喧嘩ばかりで、上っ面を感じる。継父ともうまくいかない。
そんなミリアムは、ダンスの大会に出たりしていて、優勝を日々目指して特訓していた。しかし、そんな中、ダンスの大会前には慢性的に嘔吐し、ついには踊れなくなってしまう。
うつ状態となってしまった彼女は、宗教にはまっていってしまうー。というお話。
日本人的な目線から言うと、ずっと出てくる宗教ネタにもう
宗教博物館感満載です
一番最初に出てくる継父の経営する宗教は、昨今のアメリカでも信者を増やすために行なっている、歌や踊りを取り入れた今の若者向けのある意味アミューズメントと化した宗教です。
アメリカでも信者が減っているため、小さい教会がどんどん潰れており、めっちゃ今経営が大変なのだという。で、大きい教会がそういう催し物で若者を取り入れようと躍起なのだと。
監督曰く、この宗教はノルウェーやアメリカにあるものをミックスしてモデルにしたものとのこと。
また、あるいは、宗教をTVで放映して、信者を増やそうとする試みをする宗派もある。
色々な宗教があるなと感じます。
とにかく、宗教というのは、人を説得したい、そういうものを感じます。
何かにすがりたいのかもしれません。
わからんでもないが
私はすがらんぞ!!
とか思いながらもみてしまう。お国柄もあるのかもしれませんが。
何かのネズミ講の集会にも途中から見えてきてしまう。
ちなみに、ネズミ講の集会みたいなのに連れて行かれたことがありますが、ヤベー新しい世界すぎてビビりました。徒党が恐ろしい。
さて、
そんな中、ミリアムが徐々に宗教に魅せられて行くわけ、なんですが。
監督曰く、宗教の映画化するにあたり、色々な宗教の集会に行ったりして、調査を行ない、監督の思うところのカルト宗教は、
悪魔払いがあること、と言っていた。
なるほど?!
宗教詳しくないから逆にそうなんだと思った。そして、カルト宗教の人たちとは、自分らのことをカルトだとは思っていないということ。
まあ、当事者っていうのは、当事者だと思ってなかったりするものね。
と、まあ、人がどのように宗教に目覚めていってしまうのか、宗教はどんなものがあるのか、という話を知ることができました。
こういう感じの宗教映画を見るのは初めてだったので新しみを感じました。
英語字幕は、割と追いやすかったので英語の勉強になりました。
ところで、この主役の子結構可愛いですね。