二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2025
鑑賞リスト

映画:アンデッド/愛しき者の不在。言葉で語らぬ美しいオープニング。

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アンデッド/愛しき者の不在。映画館で見たかな。見たのは1月ごろ。

原作は、ぼくのエリ200歳の少女のモールスの人ね。

監督は女性で、長編デビュー作みたい。

テア・ヴィスタンダルって人だって。女性か、凄く納得した。

あとノルウェー映画。

 

この映画、そうね。

愛するものを亡くした人たちが出てくるのね。それぞれ。3人。

この映画はオープニングが美しくてね。

老人の朝から始まるんですよ、何事もないように見えて。

台詞がないのね。

娘は朝ごはんいらないって。

なんだか陰鬱としてる、影が綺麗。

冷蔵庫を開けて食べ物を入れる。閉めると写真が見えるのね。

部屋を片付けている。子供部屋みたい。ぬいぐるみがみえる。

でも子供はどこ?

 

回る扇風機、暗い玄関。ノイズが聞こえる。

凄くいい。

 

アンデッド。そうだね、だからゾンビの話だよ。

ネタは使いまわされている。

でも、この映画では、まるでよみがえりのように、かつて愛した人をその物体に見出して、慈しみ、迎えようとする。

病院のシーンは戦慄する。まってくれ、まってくれ・・と。

 

ずっと悲しいんだよねえ、この映画ねえ。

ただね、もう一度みたいんだね。私は。

凄く美しかったよ。

 

北欧はこういう映画が出てくるからたまらんよ。

https://www.allcinema.net/img/170/170003/397338_02_01_02.jpg

 

ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト

 

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