見てきました。
割と良かったです。
製作に、永遠の子供たちとか、怪物はささやくのJAバヨナが関わっているようですね。なるほど、ということはつまりドラマ路線のホラーなんですね。
種明かしは結構普通にわかりやすいんですけど、ドラマの描き方がとても丁寧なので好感が持てました。
ちなみに、ちょっとネタバレに触れてしまうかもしれませんが、ヒロインで
こちらの子が出ています。
そうです、スプリットのアニャ・テイラー・ジョイです。
彼女すごい顔が覚えやすいんですよね。っていうかね。
君い、ここでもスプリってるやんか!!
と、思わず心の中で突っ込んだよ。
ということで、マローボーン家の掟見る前に、できれば
スプリットと、ミスター・ガラスを見たほうがいい。
ていうか、見るとよりリンクして楽しくなる!(全然作品関係ないのにね)
というか、物語の話を全然してなかったんですけどね。
マローボーン家の掟っていうのはですね、とある家族が、ある男から逃げてきて、新しい人生を歩き出すぞ!っていう話なんですね。
お母さんが、引っ越してきた使われていない空き家の二階の階段のところで、埃だらけの床に、足で線を引くんですよ。そしていうんです。この線を超えたらね、
思い出は消えて過去はなくなるの、新しい人生を踏み出すのー。
そして、彼らはこの線を決意をこめて踏み出す。(この時に後ろに鏡が見えていることも注目したい)
しかし、母は新しい人生を一緒に送るはずが、体が弱ってしまって死んでしまうー。そんな母が最後に長男に残した言葉は、21才まで隠れていなさいとー。
そうこうして、母が死んだことを隠しながら生きてきた4兄弟は、長男が21才になる日が近づいてきたとき、母が死んでいることがバレそうになってー。という話です。
さて、この映画ですね、
伏線がとてもわかりやすくて丁寧だな
と感じました。
見ながら、ニコール・キッドマンが頭をよぎったわけだけど、結構序盤で頭をよぎる人は多いと思う。
とはいえ、私はこの映画でびっくりしたのは、屋根裏にいるあるモノが、どう考えてもハロウィンにしか見えないってことだ(人とは思えない生命力だ!)
そして、果たして、屋根裏にいるあるものは、本当にいるのか?いないのか?という惑わせも起き、かつ、それとは別に母が死んだことはバレないように、というドキドキさが並行し、楽しくもなる。
彼とは同時に存在しないこと、彼が扉を閉めるという要素、彼がいつも鍵を持っている理由、全てがリンクして、ラストへの繋がっていくー。
1番の盛り上がりになっていく部分で、彼らは新しい一歩を踏み出す。
気を許したら泣ける気がする、やだ困るw
そして、ラストに彼が眺めるあるモノの向こうに映るものが、とてもいい読後感となっており、最高のラストシーンになっているのだ。
うむ、良い感じの映画だったな、とエンドロールを見終わったら、翻訳者に、佐藤恵子とでていた。
佐藤恵子・・・・はて、以前も確かどこかで・・。
あ!ギルティの映画の翻訳のひとか!
東北新社の室長さんみたいですね、なるほどチェックしておこう。
そういや、次男はストレンジャーシングスの子だったね!