ブルーアワーにぶっ飛ばすを見てきました。
日々、不倫やら、仕事での耐えられないストレスを抱え、早口で携帯電話で嫌味をまくし立て、居酒屋行ってはゲロって、カラオケ行っては手に負えない。
そんな酔いつぶれた夏帆は、酔いつぶれたベンチの側の植木鉢に飲みかけのペットボトルをまく。
最初からストレス全開マッハで飛ばす夏帆
最高です。
こういう役やらせるとピカイチだと思うんだが、私の友達はいう。
天然コケコッコーの夏帆はどこ?
私見てないからな、そのうち見よう。
それはともかく、夏帆が今回も輝いています。
さて、日々のストレスをお送りしながらも、なんだかんだで彼女には友達がいます。
名前を清浦という。
そんな友達は、最近車を買った。どこへ行きましょうか?
二人は夏帆の地元の茨城に帰ることにした。
そこで何1つ変わってないと思っていた実家。
でもちょっとずつ変わってて、壮絶に何もなくて、つまんなくて。
30歳にもなって何やってんだって言ってんのかもしれん。
そんな夏帆の母をうざったらしく南果歩が演じる。
なかなか、うざくて愚痴っぽくて、一人田舎で、みたいな感じが出ている。
冷蔵庫の中身はなかなか寂しく笑いを誘う。
ウザさで言ったら、清浦もそこそこうざい。
清浦と夏帆の会話シーンはなかなか、コミカルなサウンドと共に、繰り広げられ、言ってみれば、少しオーバーリアクションすぎて、漫画っぽくもある。
そこには、狙いがあるわけだが。
そういう意味では、ラストシーンは、少し余計に説明しすぎている気もする。もう少しオシャレに削っても良かった気がしないでもない。
なりたかった自分、今いる自分、それもひっくるめて自分なわけだけど、どうにも八方塞がりで、どうしようもない時は、ブルーアワーにぶっ飛ばせば少し気が晴れるかもしれない。