ブラックパンサーを見ました。
なんで今頃?って話かもしれませんが、ホント最近、マーベルとかDCとかの映画化が多くて、
アメコミ疲れしてたのが原因です。
マジ疲れたけど、そのうち消化しないといけない映画がたくさん溜まっていってしまっているから、消化せねばと。
で、去年話題になっていたブラックパンサー見ました。
この映画ですね、寧ろ
アメコミ疲れした人にオススメです。
なんでかっていうとですね、普通(っていっていいのかしらんが)、アメコミものって、大いなる敵と戦う話が多いじゃないですか。
私、大いなる敵と戦う話って好きじゃないんですよ。
まず、感情移入できないし、ドラマが主軸に来ないとテンション上がらないから。
でも、このブラックパンサーは違いました。
なぜなら、そう
身内の内輪揉めの話だからです!!!
いいぞ、ライオンキングか!!!
前半は、アメコミならではの派手なアクションを多用して見せつけつつ、VR的な遠隔操作システムで新しみのあるUIを押し出し未来感も全面打ち出し!
と思うと、中盤からどうやら変化が。
中盤から、もう、そう、ドラマです。
マイケル・B・ジョーダンの哀愁満ち満ちたる復讐に燃えるシーンの連続。
男は背中で語るぜシーンが最高にいい。
ていうか、マイケル・B・ジョーダンかっこよすぎないか??
クリードを見てない自分を呪う。今度見よう。
ワカンダ王国を支える人々のキャラクターも魅力的で最高だ。
個人的には、ウォーキング・デッドのミショーンことオコエの戦士としての信念も最高だし、
王を守るのが女性近衛兵っていうのも最高。
皆が信念を胸に譲れないものがあるんだぜっていうのが全面に出ている部族感がいい。
白人と黒人との歴史と軋轢をセリフに少し織り交ぜながらも、ちょうど良いバランスでエンターテイメントとして、アメコミにちゃんと終始しているところも良いと思う。
まあ、そうしてマーベルユニバースへと追加されていってしまうのは、自分としては残念なわけだけど・・。
世界を繋げないでほしいからなぁ・・。
とはいえ、この映画、楽しめました。