アマチュア見てきました。
結構良かったよ。
主人公が根暗なオタクでIQ160とかの天才なのよ。
CIAの情報解析するような部署にいてさ。
ある日、会議場を襲った連中に奥さん殺されちゃってさ、その仇討だ!って全員に敵討ちしようとするわけね。
無理やり上司脅迫して訓練受けてみたり。
でも、銃で実際に引き金ひけないわけ。
じゃあ、どうしよう?って爆弾に目覚めるんだけど。
勝手なことしてるから、身内のCIAにも追われて、さぁ大変!っていう映画ですね。
元は原作があって、カナダのテレビ映画もあったみたい。これは探したけど配信なかったなー。
これだね、ザ・アマチュア。
主演はラミ・マレック。元はヒュー・ジャックマンに話があったみたいだよ。
いやいやいや、それは似合わない。
だって銃で軽々うちそうだし、アクションもつよそうでしょ。
ラミ・マレックの良いところは、目がギョロッとしてるから、根暗そうで、ヤバそうで、コミュ障そうなところがいいんだよ。
頭がいいけど、影がある、そんなところがいいのね。
知人で似た先輩を知ってるからってのはあるけど・・。
なんかおどおどしてて、目を合わせてくれなくて、影があって・・ただすごく頭はいいんだよね。
で、この映画、まぁなんていうか荒削りな感じはあるのね。
やたらとCIAがただの情報解析員に翻弄されるし、キーマンだと思ってたらすぐ退場するし、アクションの割にはじめじめしたくらい話になっているし。
いや、この映画は暗くていいんだよね。
まぁ、もっと暗くてもいいぐらいなんだけど。
この暗さがいいわけよ。
途中で、未亡人の女性に出会うんだよね。
お互い、相方を亡くしてるでしょ。
生活は音とリズムでできてるのよ、うるさいなと思った音も、全て。
でも、静けさだけが残ってしまった。
そういうわけよ。
音って、その存在を感じる重要な要素なんだよね。
なかなかこういうアクション映画ではあまり聞かないね。
この未亡人とラミ・マレックのシーンがとても印象的だったな。
そんなわけあるかー!っていう詰めの甘さはあるけど、良いところもある、という映画でわりと良いよ。