プレゼンス 存在を見ました。3月かな。
ホラー映画ってあんまり上映しないから、やってたら見に行くようにしてるよ。
スティーブン・ソダーバーグが監督だって。なんか珍しいよね。
最近は静かな映画を撮ってるイメージかな。
これはスリラーだったかな、サスペンスとか。
レットゼムオールトークとか割と好きだったよ。皮肉がきいててね。
で、今度はホラー映画らしい。
でも、これホラー映画じゃないな。
どっちかっていうと
サスペンスとかスリラー映画だね。
新しい家に、とある家族が引っ越してくるんだよ。
奥さんがルーシー・リューで、夫がクリス・サリヴァン。This is usでケイトと付き合ってた男の人役だった人ね。
あとは、兄貴と妹の兄妹。4人家族で引っ越してくる。
まあ、家の様子がなんか変なのね。
最初っから視点がユニーク。
湾曲したような視界の中で、まるで神の視点でこの家族を追っていくんだよね。
すーっ・・って。
そうだね、たしかに幽霊の視点だ。
ちょっとずつ、この家族の内情が明らかになっていくんだよね。
そして、ちょっとずつ「この幽霊の内情」も明らかになっていくわけよ。
ああ、なるほどと。
ミステリーサスペンスなんですよ。
どんどんと、彼らの背景、おかれている状況などが明らかになっていくのね。
それをずっと見ていくんだ。
でも我々は何もすることができない。
何が起こっても。
この幽霊と同じように。
だから、この幽霊の視点というのは、我々映画を見ているものたちと同じ視点でもあるのね。
ここが面白い。
非常にラスト付近が緊張するね。
ルーム203や、シムズのミステリーサスペンスを見ているような感じの映画。
短編に近いかな。怖くはないよ。