サンクチュアリ -聖域-を見ました。
Netflixで今月から配信が開始した、相撲ドラマです。
実は、R+16なんですね。
エロいとかそういうんじゃなくて、実は人が死ぬ話が出てくるからです。
しかしそのネタで、R+16とは気を使っているんですね。
で、サンクチュアリですけどね。
相撲のドラマなんですが、主人公は一ノ瀬ワタルですね。
元格闘家で強面ということもあり、色々な作品でわき役で出ているイメージがありますが、体張るタイプかな、って思います。
ある用務員では、舎弟みたいな役をやっていましたね。
で、そんな彼がまさかの主役。
主役?!
って感じですが、ドラマを見始めてその体躯を見て納得。
こんなに体系変えるのも大変だろうに、貫禄もすごい。
後半はもう相撲の人にしかみえないんですね。
出てくる役者人の迫力もすごく、ここの興奮度はとても良いですね。
物語の話をしていませんでしたが、とある九州出身の不良、小瀬が、相撲部屋に入って、どんどん頂上を目指していく話なんですね。
そこで出会っていくライバル。
邪魔してくる悪者。
応援してくれる仲間たち。
足を引っ張る家族。
貧乏な生い立ち。
そこから這い上がっていく。
勝って、負けて、打ちのめされて、不良がどんどん更生していく。
まさに王道なんですね。
いやもう、なんか
バスケがしたいです、の三井バリに、
相撲がしたいです・・・猿将親方・・
みたいなの薄っすら見えました。
全体的には、湧き上がる興奮と、地上波では見れなさそうな相撲界、ってことで大変興味深いですが、いくつかひっかかるところも。
まるで韓国映画のように、
スローモーションの多用がありますね。
悪くないけど少し気になる。
あとは相撲やってる人ってマラソンするかね・・?って描く部分があるので少し気になりますね。
四股が重要って言ってたやん、アンタ。なんで途中でマラソンになるん。
まあ、四股だけだと地味なのか・・?
まるでそこから、
ロッキーみたいになるんですね。
まあ、少年漫画には必須なので、必要な描写ではあるんだろうな、という気がします。
傷つき訓練して、めちゃくちゃスーパーサイヤ人になるわけですから。
後気になるのは、
勧善懲悪ものであるということ。
出る杭は打たれる、足を引っ張られる、どこかで見たような・・。
そして、たまに気になる、少しわざとらしい演出・・。
どこかで見たような・・。
あ。日曜劇場だ。
そうなんですね、半沢感があるわけですね。
関わっている人に名前があったので納得しましたが、ただし昨今の
日曜劇場ほどウザくはないです。少し抑え目にしているので、そこはよいですね。
半沢人気以降、日曜劇場はウザいぐらいの印籠ドラマになってしまって、あれは少し残念だったわけなんですが。顔芸といってもいいぐらいだったけど・・。
で、サンクチュアリは、別に顔芸ってわけでもなくて、どっちかっていうと、わかりやすい王道スポーツドラマになっているんですね。
だから、ジャンプっぽいというか、そういう感じかな。
全体的には良いけど、端々、少し気になるところがある、部分はある。
作品の中のセリフを借りるなら、ある意味青春、と言っておこう・・!
ピエール瀧が親方として復帰してたのは、なんだかしみじみとしました。
ラストの描き方は少し中途半端かな、って感じもしましたが、人気があるようだったらシーズン2につなげるんだろうな、という気がします。