二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2024
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ドラマ:サンクチュアリ -聖域-。そうジャンプの王道、王道なんです。

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サンクチュアリ -聖域-を見ました。

Netflixで今月から配信が開始した、相撲ドラマです。

実は、R+16なんですね。

エロいとかそういうんじゃなくて、実は人が死ぬ話が出てくるからです。

しかしそのネタで、R+16とは気を使っているんですね。

 

で、サンクチュアリですけどね。

相撲のドラマなんですが、主人公は一ノ瀬ワタルですね。

元格闘家で強面ということもあり、色々な作品でわき役で出ているイメージがありますが、体張るタイプかな、って思います。

ある用務員では、舎弟みたいな役をやっていましたね。

 

で、そんな彼がまさかの主役。

主役?!

って感じですが、ドラマを見始めてその体躯を見て納得。

こんなに体系変えるのも大変だろうに、貫禄もすごい。

後半はもう相撲の人にしかみえないんですね。

 

出てくる役者人の迫力もすごく、ここの興奮度はとても良いですね。

 

物語の話をしていませんでしたが、とある九州出身の不良、小瀬が、相撲部屋に入って、どんどん頂上を目指していく話なんですね。

そこで出会っていくライバル。

邪魔してくる悪者。

応援してくれる仲間たち。

足を引っ張る家族。

貧乏な生い立ち。

そこから這い上がっていく。

勝って、負けて、打ちのめされて、不良がどんどん更生していく。

 

まさに王道なんですね。

いやもう、なんか

 

バスケがしたいです、の三井バリに、

相撲がしたいです・・・猿将親方・・

みたいなの薄っすら見えました。

 

全体的には、湧き上がる興奮と、地上波では見れなさそうな相撲界、ってことで大変興味深いですが、いくつかひっかかるところも。

 

まるで韓国映画のように、

スローモーションの多用がありますね。

悪くないけど少し気になる。

 

あとは相撲やってる人ってマラソンするかね・・?って描く部分があるので少し気になりますね。

四股が重要って言ってたやん、アンタ。なんで途中でマラソンになるん。

まあ、四股だけだと地味なのか・・?

まるでそこから、

ロッキーみたいになるんですね。

まあ、少年漫画には必須なので、必要な描写ではあるんだろうな、という気がします。

傷つき訓練して、めちゃくちゃスーパーサイヤ人になるわけですから。

 

後気になるのは、

勧善懲悪ものであるということ。

出る杭は打たれる、足を引っ張られる、どこかで見たような・・。

そして、たまに気になる、少しわざとらしい演出・・。

どこかで見たような・・。

 

あ。日曜劇場だ。

そうなんですね、半沢感があるわけですね。

関わっている人に名前があったので納得しましたが、ただし昨今の

日曜劇場ほどウザくはないです。少し抑え目にしているので、そこはよいですね。

 

半沢人気以降、日曜劇場はウザいぐらいの印籠ドラマになってしまって、あれは少し残念だったわけなんですが。顔芸といってもいいぐらいだったけど・・。

 

で、サンクチュアリは、別に顔芸ってわけでもなくて、どっちかっていうと、わかりやすい王道スポーツドラマになっているんですね。

 

だから、ジャンプっぽいというか、そういう感じかな。

全体的には良いけど、端々、少し気になるところがある、部分はある。

作品の中のセリフを借りるなら、ある意味青春、と言っておこう・・!

 

ピエール瀧が親方として復帰してたのは、なんだかしみじみとしました。

ラストの描き方は少し中途半端かな、って感じもしましたが、人気があるようだったらシーズン2につなげるんだろうな、という気がします。

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