せかいのおきくを見てきました。
シネ・リーブル池袋です。
ドラマというか時代劇というか。
この映画、少し地味なスナップ写真のせいか、封切り一週間たってませんが、全然人が入っていませんでした。
邦画だし、隣はRRRが満席だしな、って感じで仕方はないか、という気はします。
銀座や日比谷あたりで上映してたらまた違ってたのかもなーという気はするけど。
1日の入りがどのぐらいになるか、にもよるかな。
さて、映画ですけど。
結構面白い、っていうか興味深い。
っていうかさ。これな。
江戸が鎖国だ新選組だ黒船だみたいなあたりの時代設定だと思うのね。
そのころに、武士の家だったおとさんと、おきくはほっぽりだされて長屋暮らし。
で、まあ、そこはいいのよ。
問題は。
ずっとうんkの話してるんだよ!w
だから白黒なのかね・・?って思ったけどね。どうなん。
で、江戸のうんkさ。
実は汲み取り式なんだよ。人力だよ。
ひと様のうんkを銭で買って、百姓に売るんだよ。
買って、船につめて、うんk売るんだよ!w
どんなフリマだい?っていう。
すごいだろう。
でさ、池松壮亮が凄くてさ。
もう、うんkプロなんだよ。
うんkこぼれたらもったいねえよ、って素手ですくって、丁寧に。
丁寧に、専用の穴にいれていくんだよ。
プロだよ!!
で、自分がうんkした、お尻は手拭いでふいて、川でそのまま、ちょちょちょんって洗うんだよ。
プロ、気にならなくなってるよ!!
とか、なんかずっとおならとかうんkの話してるから、おかしいやらなにやら、という感じでさ。
長屋のうんk事情なんかも、分かっちゃうわけね。
だから、人々の暮らし、みたいなものが大変興味深いというかなんというか。
今思えば、ちゅうじがクズガミを拾っていたのは、あれは・・
トレイっとペーパーなのかな?!どうなのかな!?
と、頭の中はトイレのことでいっぱい。
ただね、うんkの話なんだけど、うんk差別が起きてるわけだよ。
くせぇくせえ、クせえよお前ら、という。
人であって人でないように扱われているような、そのような。
その傍ら、おきくとちゅうじの恋愛模様に展開していくわけね。
日常の中にある、普通の人々、庶民の生活を描いていてねえ、それが興味深いわけね。