ザ・グローリー ~輝かしき復讐~を見ました。
韓国ドラマですね。
Netflixです。
ちょっと風邪をひいてぶっ倒れてました。
コロナ・・?え、違うよね・・・?
私は数年前にかかった肺炎のほうが激クソつらかったよ。
さて、ザ・グローリー。
16話ぐらいあるドラマなんですよ。
長いですね!ネトフリだからですかね!
このドラマねえ、いじめがテーマなんですが、そのいじめられた子が復讐する話なんですよ。大人になってからね。
いじめられてから、やり返すといえばミスミソウっていうスプラッターホラーがありましたね。
てめえら、マジ許さねぇぞ!っていう。
ザ・グローリーは、理詰めでじりじり追い詰めていくような感じのドラマになっていますね。
主人公は、子供のころ、ある不良グループみたいな少年少女たちにいじめられるんですよ。
ヘアアイロンを腕に押し付けられたり、家に押し入られて貯金箱壊されたり。
やり方としては、目を覆いたくなるレベルのクソヤバい奴ではないんですが、悲惨には変わりない。
しかも、いじめは、ターゲットがどんどん変わっていくものである、という根底の部分もちゃんと見せてくれますね。
私も小学校のころいじめられたことがありますが、ちょっとしたことでいじめって起きてしまうんですよね。
ただ、それが大人になるともっと陰惨だったりするんですけど。
ただ、復讐がテーマであるため、ねちねちした、クソヤバいレベルのいじめシーンは出てこないです。
どちらかというと、復讐の段階をあげていく、やり返していく水戸黄門感を楽しむドラマとなっているんですね。
そして、主人公の孤高さと賢さ。
囲碁がとっても強い、ということから、アニャ・テイラー=ジョイのクイーンズギャンビットで、勝ちあがっていく度にお供ができていくストーリー展開も少し似てますね。
まあ、相手を囲碁で打ち負かしていくわけじゃないんですが、孤高で頑張る主人公にみんな魅せられて寄ってきちゃうんですよ。
その対決構造が楽しいわけです。
勿論、いじめた側自体、同情する隙も全くないので、勧善懲悪ものとして楽しめるエンターテインメントになっています。
ただ、やはり韓国。
主人公がいかに孤高といえど、その中に隠れた情熱がたびたび出てくるわけですね。
壁が崩れていくわけですが。それを崩すのは、病院のぼっちゃんなわけなんですけどね。
最初は、主人公がすげーすきだ!!
という感じで、病院を辞めて、町を引っ越して開業まで始めるという
どう考えても、ザ・ストーカー。
で、相手役の青年にちょっと引きました・・・w
結果的には、WINWINの関係になるわけですけどね。
復讐の中に、ラブストーリーを少し織り交ぜてくるのは、まあ、あるあるだなあ、という感じはしますけど、そこをミスミソウばりに、
我、許さじ
ぐらい徹底してくれてもよかったかな、という気がしなくはない。
ただ、1話1話終わるごとの引きが堪らなく面白いわけですね。
おやおや、次はどうなるかなぁ??
と、後を引く楽しみがあります。
見ごたえは十分という感じですが、勧善懲悪エンターテインメント、としてみるとよいかと思います。