13人の命を見ました。
アマプラです。
実話が元になったレスキュー映画です。
13人の命、というのはとあるサッカー少年たちと監督、13人のことを言っています。
タイで起きた遭難事故の実話が元になっています。
雨季で、雨が降りしきるなか、洞窟に閉じ込められてしまった13人をどう救う?って話になるんですね。
そんなの出てくりゃいいじゃん、って言ったらそういうわけでもないんですよ。
洞窟はやたらとくねくね曲がっていて、その奥地に少年たちは食べ物も持たずに避難していた。
見つけたのはいいものの、どうやって、救い出すか、そういう話なんですね。
洞窟は、大雨の影響でところどころ水没。
っていうか、ほぼ水没。
雨が常時降っているから、水は濁っていて視界が悪い。
道も細い。
そんななか、潜りながら助けに行く。なんだそのデイライト、みたいな。
私は、アドバンスドダイビングの講習を受けているので40mほど潜れるカードを持っているんですが、ダイビングっていうのは本当に怖いんですよ。
40mぐらい潜ると、そりゃ怖いけどね。
タンクは窒素が多いから、吸いすぎると窒素酔いが起きちゃったり、潜れば潜るほど水圧との兼ね合いで、それの影響が濃くなったりもするんですね。
体内に溶け込んだ窒素を外に出すために、連続で潜っちゃいけなかったり、次の日に飛行機乗っちゃいけない、と言われるのはそのためです。
で、タイの洞窟の水圧がどんなものかはわかりません。
映画を観た感じでは、そこまで水深はなさそうです。
とはいえ、油断は禁物です。
映画の冒頭で、パニクッた大人が、暴れたおかげで、顔から流血、口にくわえたレギュレーターが外れる、というような場面も。
こんな状態で、数キロにわたる道を、
子供たちがパニックを起こさず潜れると思う?!
っていう話なんですよ。
しかも、ダイビングなんてしたことあるとお思いで?!
って。
わかるわー。
私も、全然わからなくて、一番最初に潜った海は、ハワイだよ。
レギュレーターのつけ方もあんまり教えてもらえないまま、沖に繰り出されて、いきなり縄をつかんで潜らされたよ。
マジで、浜辺で練習してから、連れてってもらった方がいいぞ。
すげースパルタハワイマンだった・・。
良いから呼吸しろ、バリに潜らされてびっくりしたよわたし。
友達にきいたら、なんかやばい人だったね(ダイバーとしていまいち)という話だった。
海というのは、水というのは怖いわけですね。
というのが、画面から伝わってくるのが、この映画です。
とくに、ダイビング経験があると、如実に伝わるかも・・。
ダイビングするときって、レギュレーター意外に、もしもの時のバディ用、っていう2つめのレギュレーターみたいなのがついてるのよ。
それが・・まあ、罠でな。っていうシーンもあったりしてね。
ダイビングがわかると、なお、ハラハラする、そんな映画になっていました。
余談だが、
海底47mっていうサメのホラー映画があるんだけど、これサメが怖いんじゃないのよね。
海底が怖い、そういう映画なのね。
そこが面白い、ホラー映画。
色々思い出しました。