ウ・ヨンウ弁護士は天才肌、を見ました。
Netflixです。
韓国の弁護士ドラマですね。
主人公は、ウ・ヨンウ。上から読んでも下から読んでも、ウヨンウ。
クジラの話が大好き。
誰も求めてないのに、ランチの時間はクジラのトリビアをずっとしている。
そんな彼女は、人が話している会話の最中、話に割って入ってしまう。
気になることがあると、喋らずには落ち着いていられないからだ。
回転ドアを見ると、中々、中に入ることができない。
回転ドアっていうのは、空間から空間に入るためのドアなのだが、ヨンウは空間から空間に入るときに、4秒数えてからじゃないとはいることができない。
それをすることによって、空間に入る衝撃を和らげるためだ。
でも、回転ドアはいつ入ればいいかわからない。
彼女は、弁護士としてあるビルの回転ドアに苦戦している。
それを助けるのが、そう王子様となるイ・ジュノなんですね。
まあ、ここまでいってわかるでしょうか。
主人公は、自閉症スペクトラム、なんですね。
ま、ドラマとしては弁護士ものの、ラブコメなんだけどね。
その合間に、ウヨンウの過去や、人生、そして自身がもつ障がいとどう向き合っていくのか、そういう話がすげぇ、私に響くんだね。
っていうのもね、ウヨンウが感じている、
あ。これわかる・・ってのが、あるんですよ。
例えば、めちゃくちゃ妄想の世界に行ってしまったり、他人にめちゃくちゃ無関心で自分の中の世界に行ってしまうところとか。
人が会話している最中、気になることがあると割り込まずにはいられなくなってしまうところだとか。
他の人の音がなんか、苦手、っていうところとか。だから、ヘッドホンが手放せないのね。
海苔巻きがちゃんと並んでないときになるから、全部揃えちゃうところとかね。
そして、空気読んでない、っていうのがみんなの目線で感じ取れない。
すこし、HSP的なものと似てる部分もあるよね。
HSP自体は、ADHDと少し似てる部分がある気がするけど。
HSPとかADHDだとわざと空気読んでない、みたいな部分ある気はする。
なんか、わかるな、って部分がちょこちょこ出てくるのが、ここら辺の範囲な気はする。
私はよく人の会話に割り込んじゃうわけだよ。
あ、それ違うな、って思うと話の行先修正したくなっちゃうわけね。いや、待ってって。そして、これは?あれは?ってどんどん疑問が浮かんでくるのね。
そこで差し込みたいのね。
そうするとだね。
今喋ってんじゃん。とか言われる場合があるわけね。
うん・・?そうだね?って感じなんだ。
割り込んで何か悪いの?ってね。だって、ツッコミあって会話じゃないの?って。
そう思っちゃうわけさ。
そういう、ところで、あぁ、なんかわかりみ、ってね。
でもねえ、3話で重度の自閉症の子も出てくるのね。
ウヨンウはめちゃくちゃ頭がよくて、法律の本全部暗記してしまうぐらい賢いのね。一度見たものは全部覚えちゃう。
だから、法律を引用するとき、何行目なのか、何段落目なのかすべて覚えてるわけだよ。
でも、3話にでてくるその子は違うのね。
何に対しても、はい しか言えないのね。
自閉症とひとつとっても、色々な種類がある、そうなのか、って。
自閉症の彼女は、いかに高得点のテストをとっていても、首席で大学を卒業しても、法律事務所の書類審査には受からない。
何故なら、自閉症だから。
でも、このドラマの冒頭で、彼女はなんと大手、ハンバダから声がかかり、就職する、っていう話なんだね。
でも実は?っていう、そういう話なのね。
でさあ、なんかさあ、このドラマさあ。
母娘の話に発展するんですよ。
おいおいー-だからやめろってぇ。
私は、母娘ものに弱いっていってんだろうが!!!
多分、4,5回泣いたよ。
おすすめだよ。