キングダム2遥かなる大地へを見ました。
3部作のうち、前作の続編にあたる作品ですね。
一部では、事の始まりから描き、城に攻め入って、弟をたおー--す!
っていうところまで描いていました。
なので、実際に兵士と兵士のぶつかり合い、団と団のぶつかり合い、みたいなのを描くところまで行ってなかったわけでして。
キングダム2は、実際に軍団と軍団がぶつかるところを描こうぜ!
って部分になっていますね。
漫画を読んだのがだいぶ昔でうろ覚えな部分もありますが。
本作では、主人公が、歩兵として軍の戦いに参加する部分を描いているので、いつもの秦王と河了貂は、お留守番なんですね。
だから、
羌瘣がメインで活躍してくれるわけですね!
清野菜名なんで、漫画のイメージとはちょっと微妙に違うけど、彼女自身がアクション畑の出身の人だから、アクション目線で抜擢されたのかなと思う。
TOKYO TRIBEとかで、ちゃんとアクションしてるなこのこーと思って知ったのがきっかけだった。
ちなみに、TOKYO TRIBEは、清野氏とペアで出てくるちびの女の子(役柄は少年)が出てくるんだけど、その子のアクションがとっても良いのでアクションコメディとしては、結構面白い映画なのよね。
名前なんだったっけ。
そうだ、坂口茉琴って子だ。
動画がうまく探せないので、どっかでこの子のアクションシーンだけ見てみて欲しいところ。
で、話を戻すと清野菜名がアクションシーンのクオリティを上げるうえではよいと思うって話ですね。
今回は、戦場が舞台っていうことで、ほぼ荒野での戦いが繰り広げられるわけなんですが、この戦がどのように動いてるのか・・?っていうのを
カメラを止めるな!の主役だった濱津隆之が、右も左もわからない信に説明係として劇中では担当してくれます。
今までは、河了貂の役目だったんだけど、彼女がいないので仕方がない!
で、あるからして、わかりやすく戦いを解説しながら話が進む。
途中で、どっかで見たぞあの馬馬車、みたいなベンハーのようなシーンも出てくるわけなのだが、今回は兎にも角にも馬がおおい。
馬がおおい!
途中途中CGなんだけど、さすがに前列馬とかは、リアル馬使ってるだろうし、ぶつからないで、同じ速度を維持しながら、程よい距離感(大事)で、並走するこの生き物を使った撮影
大変だったのではないだろうか・・?
と、沸々と思ったりしている。
つまり、大河さながら、戦乱さながら、こういうシーンが楽しいですね、っていう戦場ものになっているわけなんですね。
ここはよいと思いました。
やっぱ応援してくなるキングダム。
頑張ってる・・・!
しかしながら、今回、羌瘣がメインってことで、湿っぽくなっちゃってるんですよ。
そして、信がいかにもステレオタイプな、男を醸し出したり、縛虎申がやたら大々的だったりと、なんだかちょっと鼻につく。
しかし、よくよく考えると邦画のバジェットムービーで、全年齢対象だから、このぐらいやらなくてはならないわけなんですね。
いいの、だからいいのよ!これでいいのよ!!
なんだかんだで、興行収入は安定して51億円ほど叩き出す。コロナ禍でも。
前作は57億だったみたいだから多少オチはしたものの、安定した水準を保っているという証拠と、みんなの期待なんだろなーと思ってやまない。
前作が10億円以上と言われているから単純に今回それよりはるかに超えた14億円以上って言われてるわけで。
わたくしも期待しておりましたしね?!
やあ、もうなんていうかさあ、最近の邦画って、なんだか凄い覇気というか、パワーがないじゃん?
いや、面白い邦画は普通にあるんだよ。
あるけど、金を出せない、そんな感じがするの。
金を出せないが、面白い映画を作る作り方で勝負して、映画を作ってるわけなんだけどね。
そんな、なか、頑張っているキングダム。
もうね、私としてはね、どんどんシリーズ化して頑張ってほしいわけだよ!
ということで応援してる。
次のアクションシーンも楽しみだなー