二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2024
鑑賞リスト

映画:ナイト・ハウス。湖畔の幻。

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ナイトハウスを見ました。

ホラー映画ですね。

楽天TVでみたかな。

 

湖のほとりに戸建ての家があってね、主人公はそこに住んでるわけ。

でもなんだか、浮かない顔。

ナイトテーブルの周りにはティッシュか何かが置いてあるし、カロリー激高のチーズなオーブン料理。

ワインを飲み散らしている。

出勤した主人公は、同僚に無理しなくてもよかったのに、と声をかける。

 

今日は採点があるしね。

デスクについて仕事をするかと思えば、戸建てを売ってる不動産のサイトを漁っている。

ふと眠気に襲われて目を閉じると、誰かが扉をノックした。

自分の受け持つ授業の生徒の母親だ。

目を覚ました主人公は、ネットサーフィンしてたPCのディスプレイに目をやる。

 

不動産の値段を見ていたはずなのに、いつの間にか拳銃の販売サイトを漁っていた。

 

なぜ?

訝し気に思いながらも訪ねてきた母親と口論になる。

息子が提出期限にレポートを出そうとしたのに、アナタがいなかったのはなぜ?と。

 

夫が、拳銃で自殺したのよ。

絶句した母親は、言葉を失って、部屋から出ていくんだけどね、主人公、だいぶ病んでそうだねっていうことがわかる一幕なわけね。

 

さて、ここから話はどう転がるんです?っていう話ですね。

なんだろうね、最初からちょっと奇妙なんだけど。

主人公の女性は、夜眠りにつくと、眠っている中で幽霊か悪霊にあっているのか、現実の世界で、遭遇しているのかわからなくなるのね。

これがまた、現実っぽくも感じてそれが奇妙でね。

旦那は家を建て始めたころから、夢遊病を発症していて、自分も夢遊病っぽいわ、っていうわけ。

それに加えて、旦那を失った精神的ストレスも相まって、自分がおかしいんじゃないか、それとも家がおかしいんじゃないか、そう思い始めるわけね。

 

ただ、普通のホラーと少し違うのは、他者からみて、

アナタ何言ってるの?大丈夫?

って描写はまずない。つまりそういうホラーではないということだ。

 

そうして、家にさいなまれていくわけだが、このホラーの少し面白いところは、なんだか

錯視

感あふれているところかな。

後半になるとよりそうなる。まるで超常現象っちゃ超常現象だが。

そうして、盛大に盛り上がってくると、まるでニューヨークの幻か、湖の幻か、そんなニュアンスを醸し出す。

なにこれ、新しいw

ただ、指の触れた表現はちょっと惜しかったな。どちらかというと、平面に触れているわけではないから、腕に対するへこみ表現と同等の方があっている。

指に対する平べったい見た目の方が、わかりやすいから採用した気はする。

 

結果的に、なぞの人形も相まって、ウェールズの芝の迷路の話も出てくるわけだが、アレには裏の理由があるんだなあ、というのは知らなかった。

マジな話なのかしら。

 

ともあれ、ちゃんと終わるわけではなく、何かはずっとそこにいるような気がする。

雰囲気等悪くはないけど、もう少し終わりを導いてほしかった、そんな感じの映画でした。

親友の想いが凄いよね。

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