二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2024
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ドラマ:パレートの誤算。社会派で攻めるW。

 

パレートの誤算を見ました。

Netflixですね。元々は連続Wだったようです。

連続Wシリーズって、なんかシリアスっていうか、社会派系多い気がするよね。

震える牛とかもWだったな。

懐かしい。

 

で、パレートの誤算。原作は、柚月裕子。

名前すごい見たことあるんだけど、どこで見たんだっけ、と思ったら孤狼の血の人だった。なるほど。

 

で、パレートの誤算ね。

主人公は橋本愛。社会福祉課で働いてるんだけど。どうもまっすぐで容量が悪くて。

生活保護の事務手続きしたり、実際に受給者が働こうとしているのか、生活ぶりがどうなのか、等を各ご家庭を回って訪問しにいったりする仕事につくんだけどね。

それが、まあ大変だったりして。

真面目に信じようとする橋本愛と、それが正しいのか、正しくないのか、みたいな側面から、生活保護の実態と、問題点に迫っていく、というお話の側面があるんだけど。

その過程で、同僚のケースワーカーが殺人に会うのね。

 

そのケースワーカーが最後に電話した人が橋本愛で。

同僚は、どう考えても人一倍真面目で、尊敬できて、人から恨まれるようなことなんてないはず・・なのに!

暴力団たちとの怪しい関係が浮上してくる・・・。

 

ていう話なのね。

5話ぐらいで構成されているんだけど、このドラマ。

めっちゃわかりやすく社会に切り込んでいくドラマになっています。

ので、社会福祉の制度だったり、問題点だったりを浮き彫りにさせてくるんですけどね。なかなかストレートに言葉で表現してきます。

社会的な問題点というのは、ある程度ストレートな言葉で表現しても、全然いいと思っているんだけど、なぜかちょっとずつ気になる点が出てくるの。

 

市役所に殴り込みしてきたおっさんの、あの時のことは覚えてない、っていう発言とか。覚えてないなんてことあるはずがないの。覚えているはずで、どっちかっていうと、止められなかったが正しくて。

山川さんの奥さんが、旦那さんを呼ぶときに、旦那の名前や、夫がと呼ばずに、山川が、と言っていることへの違和感とか。

自分の家族を名字で呼び捨てにするんかな・・ というのはすごい違和感があるのよ。

だって、会社の人ならわかるけどさ。原作ではそういう描写があるんだろうか、ちょっと気になる。

 

と、言葉のはしはしに、少し気になるワードが埋め込まれている、そう感じるドラマでした。

ただ、ケースワーカー系の話っていう題材自体はいいと思うのだけど。

私は、健康的で文化的な最低限度の生活、っていう漫画が好きだったかな。

 

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