目撃者を見ました。
Netflixですね、韓国映画スリラーです。
ある日、飲み会で酔っ払って帰ったおじさんが、家でビールを飲んでいると悲鳴を聞いた。
空耳かな?と思ってまたビールを一口飲むと、さらに悲鳴。
やっぱり、聞き間違いじゃない。
おそるおそるベランダに見に行くと、女が地べたを這いながら、男から逃げている様子。
そのまま様子を見守っていると、男がハンマーで女性を殴打。
これは・・・!
慌てて112(警察)に電話しようとすると、いきなり家の電気がついてしまった。妻が、水を飲もうと電気をつけてしまったらしい。
慌てて電気を消して、驚愕する旦那。
恐る恐る低姿勢でベランダに様子を見に行くと、男がこちらをうかがって、マンションの階数を数えているではないか。
!!!!!やばい!!!!!
その日は、夜通し玄関の前に、バッドを握って座り込み夜を明かす男だったが、次の日マンションの外には警察と野次馬のたくさん人であふれかえっていた。
だが、おかしなことにその集合住宅のど真ん中で起きた殺人を見ている目撃者の情報は1つも来ていないのだった。
という話ですね。
なんか、日本でもありそうな話ではありますけど。
あんなに見晴らしのいい場所で、何故目撃者がいないんだろう?
刑事は聞き込みし始めるんですけどね。主人公は気が気じゃないんだよね。
ちなみに、主人公を演じてるのは、南山の部長たち、未成年裁判などにも出てるイ・ソンミン。なんだか、顔が印象的な人なんだけど、韓国の人って名前を覚えるのが難しい。
聞きこむ刑事は、なんだか頭をはげ散らかした・・・・めちゃくちゃこの人も見たことある。
キム・サンホでした。どこで見たのかな、黒く濁る村かも。
で、目撃者となっている主人公は、恐ろしくって警察に言い出せないのね。
そのうち、自分だけじゃないってことがわかるんだけど、
誰も警察に言おうとしないのね。犯人の仕返しが怖いから。
実際主人公もそうなんだけどね。
韓国映画って、兎角警察が役に立たねぇ!!!って映画が多いのよね。
会社の韓国の人も、そういう類の話は言ってたけどもっと詳しく聞きたいところだ。今度ちょっと聞いてみよう。
ということで、頼りになりそうなのは、はげ散らかしたキム・サンホだけ。
でも、どいつもこいつも
役に立たねぇ!!!!
というわけで、主人公が頑張る映画になっています。
一般サラリーマンvs犯人 なわけなんですが、この映画のそれだけじゃないところは
マンションの他人です。
今日、幼い依頼人みたばっかだから、そういう見て見ぬふり映画の二本目だよ。
みんな土地のこと、マンションのことを気にしてるのね。
人が死んだことは気にしちゃいない。
死んだことによって、自分たちのマンションの価値が下がらないか、そればかりを気にしている。実質、ここ数年は2,000万円近く韓国の都市でマンションが値上がりしているという。
自分たちの人生に火の粉が降りかからないようにしなければ、借金こさえて購入したこのマンションの地価は暴落してしまうだろうし、露頭に迷うかもしれない。
そういう部分も皮肉っているわけですね。
スリラーあり、クライムあり、社会派あり。アクションあり、という映画でした。
割合、コミカルさは薄目になっています。
ラストシーンは印象的ですね。
ところで、韓国って引っ越しするとき、段ボールじゃなくて、かごに入れるんか・・・衝撃だったぜ、文化が違うな。
そういえば、韓国って何故か、ドアのロックナンバー式だよね。
あと、施錠も複数ついてたりすることがよくある。
これも、会社の人に今度聞いてみよう。
文化が興味深い。