竜とそばかすの姫を見ました。
RakutenTVですね。
楽天でたまに有料のものを借りるんですけど、20%OFFチケットが使えるので、550 -> 440円とかで見れます。ポイント消費にうってつけです。
で、竜とそばかすの姫です。
ご存じ、細田守監督の最新作ですね。
言わずもがなですが
あの、美女と野獣が元になっています。
主に、そう、ディズニーの。
あのシーンは美女と野獣を彷彿させるわけだし、あんなシーンやこんなシーンも野獣様がいってたな、みたいなところを思い出しますね。
コメディ感があふれる、下々の者、みたいなのは出てこないんですけどね。
勿論、はなびらが枯れ落ちるまで、なんていう制約もないです。
ちなみに、ベルのキャラクターデザインは、アナと雪の女王の人らしいです。
ここもディズニーか!
と思ったりもするわけですが、雰囲気BELLだけ違いますよね。
でまあ、あらすじ言ってなかったけど。
これね、とある田舎で暮らしてる女子高生、すずが主人公なのね。
小さいころにお母さんが死んじゃって、それ以来なんだかちょっと暗い子で、私なんて、って言っちゃうような。
どこにも居場所がないような、そんな冒頭が続くんだよね。
ここはいいよ、理由付けがはっきりしてて。
で、仮想世界Uと出会って道が開けて行っちゃうわけね。
現実の世界では歌うことができない鈴(BELLはこの名前から来ているわけですが)が、Uの世界では新しい自分となって歌うことができる。
みんな私の歌を聞いてくれる。
と、現実ではない場所に居場所を見つけていくんですね。
現実じゃない場所に居場所を見つけるっていうのはあるあるだとは思うんだよね。
ここだってそうだしね。
まあ、そうなんだけどさ。
なんか、この映画途中からごちゃごちゃしてくるの。
いろんな要素が盛りだくさんなの。
最初めちゃくちゃシリアス路線でいくのかなと思うわけよ、かと思うと、幼馴染のしのぶくんとの恋の話に傾いたり、かと思うと父との距離みたいなのも出してきて、かと思うとUの世界で自分を見つめる話になっていったりと。
テーマ多くないかな?!
って、いろいろ考えちゃうのね。
後ね、父の話ちょっと補足のつけたし過ぎないだろうか・・。ラインであんな長いメッセージは打てないと思うんだ。心の中で思っていて伝えてないのだろうか まて、一旦ラインの画面をもう一度みせてくれないだろうか? もっとちゃんと日々言葉にして伝えるべきだと思うの。言葉にしなくても伝わるって、みんな思い込みすぎだって。
で、美女と野獣がベースなのはわかるんだけど、
みんなが知ってる美女と野獣だからね!わかってるよね!
みたいな感じで途中から話が進むの。
なんで竜は、こんな感情爆盛り上がりになっているのか、誰か教えてくれ・・?
って思うと、
いいか、恋に理由なんてないんだ、愛とはそういうものだ
みたいな回答が返ってきそうな気すらするわけなのだ。
かと思うと、途中でサマー・ウォーズのような感じも醸し出してきてさあ、いよいよハッピーエンドな元気玉なのかなと思うと、社会性をスパイスに入れてきて
ちょっとまって、やっぱり盛りだくさんだと思うのよ?!
と、私はなっちゃうのよね。
イメージが先行している映画だと思うの。例えるなら、アナと雪の女王みたいな。
悪いわけじゃないんだけど・・なんか納得いかんな・・と思ってしまう、そう感じる映画なのね。
ちなみに、私が好きなデジタルx歌といえば
マクロスプラスだよ
みんな大好き菅野よう子だよ
菅野よう子をしらない?!まじか?!一回落ち着け、一回オリジナルビデオ4本借りてから、映画版のマクロスプラスも絶対見るんだぞ?!いいな、あれは名作だ!!!
とオタク度を発揮したところで、私のマクロスプラス大好きが伝わっただろうか。
まあ、マクロスプラスも少し似た話でね。
マクロスシリーズっていうのはさ、基本歌で敵と戦うんだよ。
歌で敵と戦う?!
私は幼少のころ、なぜ歌で敵と戦えるのか、なかなか疑問だったがスッとはいってきたよ。
日曜日は仮面ライダーを見た後にマクロス7を見てたからな。
で、マクロスプラスはその中でも番外編なんだけどね。軽く大人向けよ。
バーチャルアイドルのシャロンっていうやつ(デジタルの世界で存在するAIみたいなもの)が、銀河系最大の歌姫になっているっていう設定なんだよ。
でも、実は裏ではミュンっていうやつが歌ってる。正確にいうと、マネージャーのようなプロデューサーのような裏方。
自分の歌は歌えないのね、いつもシャロンが歌っている。
私じゃないのね。私の歌なのにね。
で、そんなミュンがついに歌うときが来るんだね。
その歌の題名は、VOICESっていうんだけどね。
たった一人に向けた歌なんだよね。
音楽は菅野よう子だよ、大事だから三回言っておこう!
で、何が言いたいかっていうとね。
たった一人に向けたVOICEで良いのよ。