アークを見ました。
U-NEXTです。
邦画のSFドラマ、という感じかな。
原作は、ケン・リュウの短編小説の中の一説らしい。
主演は芳根京子。
見た動機は
芳根京子だからです!!
まあ、わたし芳根京子好きなので。
っていうか、彼女のちょっと狂気な役やってる時が一番好きなんですけどね。
今回のアークでは、ダークな役ではないですね。
ちょっと近未来の話なんですけどね。
プラスティネーションっていう死人をそのまま保存する技術
っていうやつのその道のプロに見初められてその道で人生を成り上がっていくみたいな話なんですけど。
プラスティネーションっていうのは、死人から血を抜いて、代わりに白い液体を流し込むわけね。
人が死んだら、一旦血を抜くわけよ。で、防腐剤を入れるのが普通なのね。
出ないと、死んだら人は腐っちゃうからね。
ここらへんの話は、ポスト・モーテムあたりで詳しく教えてくれる。
ちなみに、このドラマ結構面白いんだけど、余裕があったらどうぞ。
話を戻そう。
で、芳根京子がさ、その筋のプロになるんだけど、ある日、人類は永遠の命を生きられるかもしれない、っていう話に展開していくのね。
だから、30歳、50歳、80歳と年を食っても、同じ若さを永遠に得られるっていうね。
そういう永遠の話になっていくの。
この映画は、その年月を意識しているせいか、年が進むごとに色褪せていくわけね。
まあ、こういう話を映画化するのって大変だと思うけど。
映画見てるときに、さぞ原作は長いのだろうと思ったらどっこい、短編の中の一説だった。
逆にいうと、頑張って長くしたということかもしれない。
で、寺島しのぶがキーパーソンとして登場するんだけど、彼女が死は生と反対ではない、生の中の一部なのよ、っていうんだよね。
原題の円弧っていうのは、円周の半分って意味なのよね。だから、死はその半分ってことなのかもしれないね。
ちなみに、映画自体は少し退屈かな。
日本の映画で、近未来感を出すのは至極大変だろうなと思いながら見てたけど。
あの建物どこかな、無機質な感じが美術館とか近未来であるようでいて、古さも出ていた気がする。
大学とかでありそうよね。