ラストナイト・イン・ソーホーを見ました。
U-NEXTですね。
アニャ・テイラー=ジョイとトーマス・マッケンジーの二人のW主役です。
ジャンルは・・スリラーxサイコxホラーかな。
これね、面白いです!
トーマス・マッケンジーすごくどこかで見たことがあると思ったら、足跡はかき消しての子ですね。
全然違う話だけど、これいい映画なので是非。
で、最初の主人公、トーマス・マッケンジー。
エロイーズことエリー。
田舎から、ファッションの勉強をしたくてロンドンの学校に通うため寮に一人で引っ越しなんだよね。
一番最初の新聞紙で踊る姿が、暗がりのドアから出てくるからシーアのMVかと思っちゃったよ。
一緒にしたら怒られそうだw
ちなみに、シャンデリアって歌詞がすごいんだけどね。気になった人は検索してみて(しかし、MVを先に見ることがおすすめだ)
で話を戻すよ。
主人公のエリーは、田舎の実家でおばあちゃんと暮らしてる。なぜお母さんがいないのか、それはすぐに明らかになるんだけどね。
ティファニーで朝食をかなにか?のポスターが部屋には至るところに貼ってあるのね、少し昔の。映画のセリフを一人で暗唱。楽しそうに。
音楽も全部レコード。
学校の寮に行く荷物をまとめていると、ほとんどレコードを旅行バックに詰めるところなんてかわいらしい。
フィルムが少し古い感じがするのもいいよね。ちょっと懐かしい感じがする。
おばあちゃんに1Fから手紙が届いたわよ、と声をかけられると、すぐ行くわよという声かけと共に、さっそく鏡に誰かが映る。
そう、実は主人公は幽霊が見える能力があるんですね。
で、ロンドンに出てきた主人公。田舎の名前がコーンウォールっていうのはなかなかの地名だ・・とうもろこしの壁・・・・?なのか・・・・?
で寮でさっそく相部屋になったやつ、ジョカスタ。
すごくいけ好かないやつなのね。
主人公の服をバカにしたり、着いて早々エロイーズが話題の中心になりそうなのを感じ取ると、自分の方が凄いのよ!!と、よくあるある行動に出る始末。
いいか、みんな、絶対こういうやつに近づかないように!!!ろくなことにならない!
まあ、でもこういう人って他人と自分をいつも気にして比較しちゃうタイプの人だから疲れるだろうなと思うけどね。
で、エロイーズは周りの環境になじめず、一人暮らしを始めるわけなんだよね、
ソーホーで。
越してきた夜、夢の中でエロイーズは、1960年代のイギリスにタイムスリップした。
自分は鏡の中にいて実際にはアニャ・テイラー=ジョイことサンディの目を通して1960年代のイギリスを体感することになるんだけど。
もうこの鏡演出がいいのよね。
鏡と階段の使い方も素晴らしいし、ビジュアルとしても、きらきら、ふわふわしてて、そこをずっと鏡の中でアニャと入れ替わり立ち代わり、トーマス・マッケンジーが1960年代に顔を出すの。
この入れ替わりタイミングも素敵でね。
で、毎夜毎夜、エロイーズは夜が楽しみになっていくの。
夜になると1960年代のイギリスに行けて、カッコよくて、自分の夢に突き進むサンディに会えるから
という、タイムスリップドラえもんみたいな映画になっているんですよ。
前置きが長すぎて、何が言いたいか全然伝わってねー気がするわ。
要するに、全体的にビジュアルがおしゃれだし、カッコイイ。
かつ飽きさせないテンポでどんどん進む。
アニャとトーマスの入れ替わり演出も素晴らしくて、目も飽きさせない。
と思うと途中でエージェントスミスみたいな連中に追いかけられたりと、いったいどんな展開になるのかドキドキしてくる。
最初はきらきらしていて、夢のある上京物語みたいになっているんだけど、途中からスリラーホラーみたいな展開になるのも面白い。
で、この映画の物語、よくよく考えると日曜2時間スペシャルドラマとかで、物語だけは作れなくはないの。この映画のオチというかね。
でも、この演出とビジュアルがとっても良くていい映画に仕上がってる。
そしてなんといっても、良いのは後半のイマドキ展開。
サンディの気持ちがわかるエロイーズだから、それをするのよ。
全然伝わらないと思うが、面白い映画だから見て!っていうやつね。