ベスト・フレンズ・ウェディングを見ました。
コメディ映画ですね、これもちょっと古いU-NEXTです。
なんだかんだ、この映画見るの3回目ぐらいです。
ということで、ネタバレだよ。
この映画結構すきなんですよ。
エリン・ブロコビッチのジュリア・ロバーツがさ、一時期付き合ってた男友達が、きゃぴきゃぴの若い20ぐらいのお金持ちの女の子、キャメロン・ディアスと結婚する、っていう話を聞いて
そんなの許さないわ!!!
と、嫉妬心露わに、取り返そうとする話なんですね。
まあ、いつものジュリア・ロバーツじゃなくて
今回結構いやらしい役を演じているんですよ。
そこがいいんだよね、まずね。人間臭くてね。
勿論、長年連れ添った友人だけに、男友達のことをよくわかっていて、話もうまも会う。一方キャメロン・ディアスは、彼のことを理解してない部分もあったり、彼が彼女の知らないことがあったり。
そういうところを
いやらー---しくつつくジュリア・ロバーツ。
あら、これ何かしら?といって鉄人兵団のロボットを動かすしずかちゃんのようだ。
ただね、キャメロン・ディアスがいいんだね、この映画。
キャメロン・ディアスが、うぶな若い女性を演じているんだけど、彼のため、彼のためって必死なのね。
しかも誠実なの。
苦手なカラオケバーでのシーンでのやり取りは、もう参りましたと、言わせてほしいぐらいの展開。
彼のことが好きで好きでしょうがないんだな。
でもジュリア・ロバーツも諦めきれない。それでやっちゃいけないことに手を出しちゃう。
あの手この手で奔走した挙句、落ち込んだジュリア・ロバーツがドアの前に座り込んで煙草を吸っていると、ホテルマンが言うんだね。
祖母はよくいってました、きっとこれも通り過ぎるよって。
字幕だと、悩みは時と共に去るなんだけど、吹替のほうがじわっとする。
だからね。何かあったときは私もこの言葉を唱える。
きっとこれも通りすぎるよ、って。
人生は、きっとラブコメみたいなハッピーエンドばっかりじゃないんだけど、っていうラブコメの映画、それがベスト・フレンズ・ウェディング。
当初は、キャメロンが振られる想定のエンディングを用意してたみたいなんだけど、公開されたほうでホントよかったと思うよ。
最後に、遠くへ行ってしまった友人に、人の壁の厚さに感じていると、戻ってきてハグをしてくれる。
ああ、今までとはもう違う道を行くんだな、と感じさせると共に、お互いを思いやるシーンで好きだ。