コネチカットにさよならを、を見ました。
ネトフリオリジナルですね。
コメディ映画です。
原題は、The Land of Steady Habits.
Habitsは生息場所、steadyは安定。安定した生息地みたいな意味かな。
主人公はおっさんなんだけど、熟年離婚して一人暮らし。
もうすぐXマスだけど、広い新しい家に越してきて、なぜかさっそくでかでかとクリスマスの飾りをする。
仕事はもう隠居して・・って感じなんだけど、息子は薬物依存の施設から出たばっかりで職探し、妻は離婚してもすぐに相手の男性はいるし、親戚とはおりあいが合わないし。
そんなある日、親戚の呼ばれたパーティーで、その家の息子と仲良く裏庭で、クスリをやって意気投合。その後息子は病院に運ばれて入院、とうとう施設にはいることになるんだけどー。っていう話。
この映画、一言でいうとなごみ系です。
なごみ系と言い切ってしまっていいのかは不明だけど、春とか夏というより、これからやってくる冬の話、という感じの映画。
裏庭で、親戚の息子と吸う麻薬が問題になるんだけど、実はエンジェルダストと呼ばれるPCP(フェイサイクリジン)が混入した麻薬だったのね。
WIKIってもよくわからんけど、クラブでよく使われる(?)麻薬なんだそう。
映画の描写からすると、強めの麻薬らしい。
で、それに手を出しちゃう親戚の息子さんなんですね。
主人公の男性は、いい意味でも悪い意味でも子供っぽいところがあって、いわなきゃいいのに、親戚の息子さんと麻薬をやっちゃってたことをカウンセラーに話しちゃうし、嘘をつきたくないのか、つかなくてもいいと思ったのかそれ以外の本当のことを話しちゃったり、ぐでんぐでんになったついでに元奥さんに食って掛かったりもしちゃうんだよね。
年を食ったせいなのか、コミュニケーションが元々こうなのかいまいちよくわからないけど、出会った女性と一夜を共にした後の態度もちょっと子供っぽいw
でも憎めない。
何故か子供目線で一緒に会話してくれるようなところがあって、そこにダメ人間ぽさとか、親しみがもててね。
で和んじゃうんだよね。
こういうこともあるよね、って。
何かとてつもなく落ち込んでしまったり、上がったり、そういうことが起きる感じの映画ではないんだけど、人生も同じように上がるときもあれば、下がるときもある。
何が起きるかなんてわかんないよね。
でも、冬の後には春はやってくる、そういう話なのね。