ブレスラウの凶禍を見ました。
ネトフオリジナルかな、ポーランド映画です。
吹替はありません。刑事ものです。
原題は、plagues of breslau。plagueは災いって意味。凶禍自体も災いって意味です。
題名の由来はセブンよろしく、歴史上に基づく恐ろしい一週間に基づいてるって話。
むかしむかし、毎日公開処刑が行われていた時代があってね、一日一人午後六時。
それと同じように殺人がすすむんだけど、体には必ず切り傷があって、文字が刻まれている。
強盗、堕落などなど。
殺し方が惨殺で、司法解剖のシーンも裸体丸ごと映してくる(作り物みたいだけど)し、結構グロめのシーンがあるので、それが苦手な人は注意かな。
映画の主人公は、この独特な髪型の中年女性。
独特な髪型を見ると、ドラゴンタトゥーの女を思い出しちゃうよね。
OPの始まりが、ポーランドの若者が、この主人公に言い寄ってくるのが印象的だが、こんなわけわからんこと言って昼間から近づいてくるやつおるん・・・?ってポーランドの治安を疑っちゃたよ。
ともあれ、ポーランドね。
ポーランドには地下鉄とかないのかな、田舎だからかな、移動はもっぱら車みたい。
それにしても途中で気になるのは、前半の署長(?)のインタビューに答えるときの
二へ二へした笑い
いや、お前人が一人死んでて、そのインタビューはどうなの・・・w
へへへ・・へへ・みたいな。こんなやつの部下になりたくねぇ・・。
しかも、死体現場でセルフィーとる刑事はいるし・・いやちょっと、どーなってんの!ポーランド!w
と、前半突っ込む。
刑事が、聞き込みをしている最中は、被害者の写真をスマホで撮影した写真で見せるんだけど、結構血まみれ状態の死んだ写真見せてるのね。
でも、誰もおぇぇえ、みたいな訝しむシーンはない。
って、聞き込みってああいう感じの写真みせられるの?!どうなの?!
教えて偉い人?!
せめて生前の写真でお願いしたい・・・。
なんだかんだ、車のクラッシュシーンなんかもあるんだが、事故の様子が素人リアルなのね。
追突事故とかねww派手じゃないのねw ちょっと追突しちゃうのね。
派手じゃないから、逆にリアルな感じはするんだけど、ちょいちょい主観視点カメラ撮影になったりもする。あれは一度でいいような気もするけど、自転車の人が、車の扉にぶつかるシーンとかあるんだ。あれは痛そうだわ・・・。
にしても、ポーランドってああいう撮影OKなんだね。欧州は優しいぜ・・日本じゃ完全無理そう。
そして謎に、この映画結構コミカルなのね。
筋肉もりもりの相方のぴちぴちのニット(?)とかさ。乳首たってるんですよ。
あんた、下にシャツ着なさい!とかさ。
女性レポーターはカメラの前でしゃべってると、とにかく風に吹かれて髪がぐちゃぐちゃになっちゃったり、カメラマン蹴とばすし、蠅はたかるし、ハイヒールが・・w
とか、謎にコミカルw
ストーリー展開は WHAT・・・? みたいな感じで進む部分がちょっとあって、特にネタ晴らしのとある古い屋内で繰り広げられる告白タイムは、
いや、その話はどうかな・・?と、感情路線にぶっこんでいってたのはどうかなと思った。
すべての殺人の目的と動機を他の人が全部事細かく喋るのはいや、ちょっとwww
いやちょっとww
火サスだと、ここシーンで、恨み節シーンいれてくるところww
全体的にグロめな描写は良かった。
物語展開で、おいおいちょ、まて、しゃべり過ぎやないの?みたいな脇甘展開はあるけど、え?みたいなイキナリ展開も期待できる。
ラストのラストに本当の種明かしが待っているんだけど、ラストシーンの終わり方はよかったですね。好みです。