女は冷たい嘘をつく、を見ました。
楽天TVですね。
韓国映画です。
そこそこ前の映画で、見ないとなあと思っていた積映画です。
リストってどんどん伸びるよね。
ラストについていうにはネタバレするしかないので、ネタバレで話しましょう。
この映画の主人公は、幼い赤ちゃん、女の子のあかちゃんのお母さん。
いつも仕事に追われて、娘はベビーシッターに預けっきり。
仕事はいつも遅くまで、娘の顔を見る余裕もなく、家に帰ってきてもすぐ寝てしまう。
ある日の朝、いつものように出かける。
仕事に追われて、家に帰り、朝起きる。娘とベビーシッターの姿がない。
もう、朝から公園にでもいったんだろうか?そういえば、病院に行くと言ってた気がする。でもあれは、前の日?
今日も今日とて忙しく仕事だ。水を一杯飲んですぐに出かける。
今日も夜遅くなるわ、とメッセージ、帰宅すると、テーブルの上には、朝のみ終わったはずのカップが置いてあったー。
というところで、女性が娘とベビーシッターがいなくなったことに気づくんですね。
誘拐だ、大変だ、と主人公は奔走するんだけど、離婚した夫との間にできた子供を、シングルマザーで育てるも、稼ぎの半分以上がベビーシッターに消えていく。
こんな環境に娘を置いておけるかと、子供の取り合い。
警察に駆け込むも、仕事に追われた母親は娘の顔もろくに見れなかったことから、連絡が遅れ、娘の写真もすぐ出てこないことから狂言誘拐だと誤解される。
そのあたりで、見ている人は
仕事に追われた忙しい母親の妄想系のアレか・・・・?
と、いぶかしげにみてしまったりする(ミステリー好きの斜め鑑賞ですね)
で、ストーリーを追っていくといやこれ違うんだね。
まるで火サスみたいに、登場人物の過去に迫っていくという、
八日目の蝉みたいな母性の話なんですね。
軽くセブンみたいなスリラー感もあるんだけど、なんだかんだの火サス展開になる。
そう、あれは崖・・・いや崖じゃないんだが。
ある意味崖な!!!
ラストについては、あぁ、うんってなっちゃうんだよね。
ベビーシッターは娘を失った悲しみと、愛おしい思いが両方あってね。
その時に、聞いちゃうんだよね、ママって。
多分、彼女の娘は言葉を発することはできずに亡くなっているんだよ。
だから、初めて聞いたママって言葉に、彼女は決心するんだよね。
でも同じ言葉をもう一度聞くことになる。
娘にとっては、どっちもママだったんだよ。
ところで、ベビーシッター系のスリラーということであれは、わたくしとしては
タリーと秘密の部屋をガン押ししとく。