コンティニューを見ました。
U-NEXTかな。
メルギブソンがSF?って思ってみることにしたよ。
内容はね。
ある一日の最後に死ぬことが決まっている男のもとに、朝から暗殺者が殺そうとやってくるんだけど、死んでも死んでもその日を繰り返すために、どうにかこうにかしてクリアを目指そうとする男の話。
妻役はナオミワッツ。敵はメル・ギブソン。
いうなれば、オール・ユー・ニード・イズ・キルみたいな話だ。
繰り返し繰り返し死んで強くなる。
実際、この映画の主人公も繰り返し繰り返し生きて暗殺者たちを殺せるようになるって話ね。
この映画、よくある繰り返し映画のジャンルをうまく活用できてない感がもったいないというか。
OPおっぱじめは割と楽しい。
ひっきりなしに続くアクション、カーチェイス、謎に刀で戦う、などなど
だが、繰り返すので同じシーンを繰り返す。
首の斬首シーンもあり、妙に生々しく描くが、繰り返すので残酷に感じなくなってくる。
ある種、退屈・麻痺してくる感覚というのは、繰り返すことで同じような感覚を狙っているのかもしれないが。
だが、ストーリーがあっちゃこっちゃいく。
なぜか、主人公はメルギブソンの会社を目的地として戦いに挑むんだけど、思い出したように息子を気にかけ、その空白を埋めようとする。
思い出したように息子と日々を過ごす。
なんだか、とってつけたような息子とのドラマ感が否めない。
ここが思い出したように という感じがとってもして好きじゃない。
思い出したように親父顔したってだめだっつうの!!
まぁ、繰り返しているから、我々が知らないところですごい年月を過ごしていることにはなるのかもしれないが。
だったら、最初から思い出してほしいものだ。
そして、最後の最後まで思い出したように世界を救いにいくのが謎である。
最後の最後まで、私はこの主人公に一貫性がないなあと思いながら見ていた、ちょっと退屈な映画だったな。