ヤングロイヤルズを見ました。
ネトフリオリジナルドラマですね。
6話ぐらいの完結です。
LGBTQテーマのドラマですが、結構良いです。
スウェーデン王室の皇太子が主人公なんですが、問題行動を起こしたことがきっかけで、寄宿系の学校へ転校することになるんですよね。
お金持ちの進学高校っていうか。
お兄さんが一人いて、その人は主人公のよき理解者。いつも電話して相談にのっている。
そんな高校は、ガキ大将みたいなアウグストっていう、いとこがいるんだけど、こいつが本当に鼻持ちならなくてむかつくんです。
俺がお前にこと一番わかっている、俺に任せておけば大丈夫、俺はこの学校で一番偉いぐらいの感じが、本当にむかつくんですね。
でも、彼がそうなっているのは、
彼の居場所はここだけだからなんですよね
ちょっとユーフォリア感でてきてるやんけ。あれは見るのホント辛かったわ‥
まあ、そんなわけで主人公はいつも居心地が悪そうなんですよ。
皇太子だから、いろんな人たちが自分を見て、写真を一枚と声をかけ、どこにいても皇太子でいることを求められて。
彼は、心が落ち着かないときは、いつも親指の爪を噛んでいる。
そういうところにも、彼の苦悩は少し見えている。
そんな彼が、新しい学校でシーモンという通いの学生と親しくなっていくのである。
シーモンにどんどん惹かれていく自分と己の中で葛藤していく。
主人公のヴィルは、やはりいつも儚げで悲しそうにしている。
自分というものが、なくて、だせなくて、あるのかもわからず、ずっと苦悩しているようにみえる。
しかし、最後にはちゃんと意志が見える。
このドラマは短めなので、登場人物たちは限られた人数に絞られて焦点が当てられていますが、シーズン2があってもいいかもしれませんね。
2があったら2があったで、他の登場人物たちへのクローズアップになりそうな気もするけど。
私は、第一話の歌唱シーンがお気に入りだな。
そういえば、途中で出てくるホラー映画は、イン・ザ・トール・グラスです。
NetflixのドラマでNetflixの映画みてるっていう不思議感w
まあ、最近の高校生は映画といえばネトフリなんだろうな。