二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2024
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映画:ELI/イーライ。最後の最後にそんなまさかの展開になってく。

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ネットフリックスのオリジナル映画ですね。

イーライです。

主人公は、少年です。

少年は、自己免疫疾患という病気で、免疫系が弱いため、日々を無菌室で過ごします。

空気に触れることができないため、外に出るときは基本的に防護服を着て外に出る。

 

そんな彼を直すために、両親は一縷の望みをかけて治療してくれる病院へと赴く。

そこは、大きな屋敷となっていて、無菌状態が保たれる。

イーライは、治療を開始するのだが、徐々にそこに住む見えないものが見えるようになる、という幽霊ものになっている。

そう、

 

一見幽霊ものになっている。

この映画では、およそ7割ぐらいが治療への少年への疑念で物語が展開する。途中で近所の女の子、ストレンジャーシングスでMAXを演じたセイディーシンクが出ている。

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彼女ももう19歳なのか。早いものだ。

それにしても、冒頭から彼女は怪しいわけだ。

彼がひとりでいるときに会いに来る。窓越しに。

あたかも、彼を誘導するかのように。

 

そして、イーライは、謎の幽霊現象に悩まされることになる。

この幽霊現象の演出は結構楽しい。

映像演出的に、おぉ いいやんいいやん、ってなることが多い。

途中で、ライト・オフみたいな演出もあるしね。

人が動き出すさまは、サイレントヒルの看護師さんみたいだしさ。

 

と、幽霊演出については、結構楽しめます。

しかし、この映画のロジック性はあまりないように感じられます。

両親はなぜこんなに治療にこだわるのか、そして父親の異常なる治療へのこだわりにも疑念を感じ始めます。そこの理由は、最後に説明されるわけなのですが、もう少しストーリーの中に入れてもよかった気がする。

最後にあれ?!ってさせたいから省いたのかな?

それはともかく、

この映画は、最後が始まり

のような造りになっていて、まさに連続ドラマの第一話です!

という終わり方になっている。

評価は結構低いけど、私この映画割と好きだね。

映画のジャンルが大きく2つ入っている

という意味では結構楽しいと思うんですよね。

ただ、ストーリーの流れは、ぷつぷつしてると感じる。

とはいえ、このキャラクターの逆転性や、結末をよしとして楽しむかどうかにもよるかな。

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