ザ・コールを見ました。
ネトフリの韓国映画ですね。字幕のみ。割と楽しかったです。
母親が病気でたまたま帰省。
脳に腫瘍があるらしい。
母との仲は悪い。
携帯電話を電車の中に忘れてきた。
家には間違い電話がかかってくる。
ある日、家の中の壁に掛かった絵画が落ちてくる。
その後の掴みどころがホラーゲームですよ!もうそれオープニングシーンですよね!
という要所要所が目を惹きます。
まだまだ電話がかかってくる。
でも、どうやら様子がおかしい。
と、しかしながら電話についての理由は、すぐに種明かしされる。
ああなるほど、あれですか、と思うわけだが、こんなに早く種明かしして、どういう風に映画を持って行こうというのかと思いきや。
なるほど、途中でそういう演出をいれてくるんですね!
と、映像表現が興味深い部分がありました。今っぽい感じ。
なくした携帯電話も戻ってくるのも面白いですね。
ストーリー展開としても、この二人はどこへ向かおうとしているのだろう?と気になってしまい、目が離せなくなっていきます。
よくあるネタを映像とて印象的にわかりやすくしているのがいいなと思いました。
ところでですが、この映画はドラマなのかスリラーなのかという狭間で揺れ動いてるような部分があります。
最後にどんでん返しがあるんですが、あれの好きか嫌いかについては分かれそうなところですね。
個人的には、どんでん返しでも良かったんですが、境界性人格障害という人の印象が悪くなってしまう要素も兼ねそろえてしまっている分、別の方向のどんでん返しでも良かったのかな、と思わなくもないですが、 こうきたかー という感じでした。
ところで、相手の女性役、どっかで見たことある陰のある子、誰だっけなー・・・と思ったら、バーニングのヒロインの子でした。なるほどね!!
チョン・ジョンソンだって。チェックしておこう。
でも、私が驚いたのはどっちかというと、この映画の監督だよ。
31歳だって。31?!最近の映画界はめっちゃ若くなってるね、わたしゃびっくりだよ。クロエジャオも39歳でしょ!
映画館はコロナ禍の影響もろに受けてしまっていますが、映画業界が下火になっていかないのを願ってるぜ。