二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2021
鑑賞リスト

ドラマ:ナイルパーチの女子会。震えるほど息苦しい。

今季のドラマといえば、天国と地獄?ボス恋?

 

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いえ、断然ナイルパーチの女子会です!!

言っておきますが、気晴らしとか気持ちが明るくなるドラマじゃありません。

むしろ、ホラーです。

 

このドラマはひょんなことからエリート商社の会社員えりこが、愛読しているブロガーのおひょうと出会って、私たちトモダチだよね!!の運命を感じるんだけど、えりこがいままで忘れていた友達という存在に固執し始めてしまい、友達の押し付けが始まってしまうというドロドロしたものになっています。

 

それはもう、このドラマに出てくるキャラクターたちが魅力的なんです。

ある種の人間味にあふれていて、黒いものがうごめいているんですね。

人間の汚い部分とか、見つめたくないほど切ないけど嫌な部分が垣間見える。

 

えりこは、おひょうのことを四六時中考えていて、連絡がないと居ても立っても居られない。

なんで連絡くれないの!と逆ギレ。

わたしたち友達でしょ!の応酬。

そんなおひょうはめんどくさく、ウザさを感じ始めて連絡をたとうとしたりするのだが。。

 

という二人の関係性がどんどんエスカレートしていく。おひょうの心も後半ドンドン変わっていき、途中で仲良くなった人気ブロガーとのやり取りも既視感が見える。

 

する側もされる側も紙一重感。

ある意味、全うなのは派遣OLの子のような気もする。

居直っているさまが清々しい。

 

ドラマ中では、息苦しさを覚えるとき、水のぽちゃん、という音が聞こえる。

ぽちゃん

もうホラーにしか聞こえない。

 

そして、たまに入るビデオ通話のやり取りが、シュールでいい味を醸し出している。

あのリアルビデオ会議とリアル退出が最高ですね。

コロナ禍テイストも入っているのがまたいいです。

 

なおかつ、配役も素晴らしい。

中でも、水川あさみの新境地ともいえる恐ろしい女像は、新たな役者としての幅を広げた感じがする。水川あさみのおんぎせがましいぬちゃぬちゃ女子。

裕福な家庭で一人育った女の子の仕事は成功しているのに、人生は何か満たされないものがあるよが醸し出ている。

おひょう役の山田真歩も、まさにおひょう!!

髪は後ろでまとめただけの髪、化粧とは無縁(わたしも無縁だがな)の主婦像。

あらさーというかあらふぉーのおひょうの貫禄がはんぱない!

人気ブロガーもあるある、こういう感じ!!

編集者もそう、こういうね、ドライなくせに調子がいいんだよね!!

 

と、キャスティングがとってもいいですね。

かなり満足したドラマの出来になっていますが、どう結末を迎えようとしているのか、わたしはいつも気になっている。というか、原作も読みたいよ?

 

どこで間違っちゃったんだろう・・・?

という様々なひとたちの切ない気持ちが痛いほど伝わってくるのだ。

 

EDの歌は、後味の悪さを打ち消すように、明るい映像になっていて、ホントはこうだったらさ・・・? っていうあったかもしれない未来を毎回映像化しているのもイイです。

 

ただし二回みたいとは中々思いませんがね!

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