イット・カムズ・アット・ナイト見ました。
何となーく、その赤い色のドアが気になっていて。
終末世界のお話です。
何かの病原菌が流行してしまって、それを解決するすべが無い。
家に閉じこもって暮らしている家族のお話。(3人家族)
家の出口は1つだけ。
出口は二重の扉にしていて、赤い扉が2つ目の扉ってわけです。
閉じこもっている家で、病気に冒されたおじいちゃんが、もう死にそうってわけです。そこから始まる。
で、暮らしていたら、その家に侵入者が。
捕まえて話を聞くと、廃屋だと思って間違って入ったんだ、家族を残してきたから、見逃してくれ、というわけです。
話を聞くと、家畜がいるから分けてあげることもできるーと。
家に人を招き入れるべきか、貴重な家畜ごと家に招き入れれば良いのか、そう悩みつつ、親父さんはその侵入者の家族を迎え入れることにするわけです。
It comes at night.夜にやってくるもの。
ネタバレになるので、詳しくは言えませんが、要するに主人公の男の子が、夜に見る夢のことですよね。
この終末世界で、家族は色々と話し合うことがあるので、食卓でよく家族会議を開くんですけど。
侵入者の家族を迎え入れるべきなのかとか。
その家族会議のシーンが、とてもいい伏線になっていて、最後へと繋がっていきます。
結局のところ、人間の業や、疑い、暗部についての映画なのですが、暗部に至る前に、光差すようなシーンも描いていて、心の遷移の持っていき方は好きです。
その病原菌結局なんなのさ?とか、ていうか、そんなに怖いなら家から出るんじゃねーよとか、あの爺さんと一緒に暮らしてて移らないとかありえなくない?
とか、そういうことを置いておいて、中盤あたりからの緊張感ある展開は、まるで密室殺人事件でも起きたのかのような気分で、是非見て見て欲しい感じですね。
まあ、評判はあまり良く無いですがw