ラビリンス魔王の迷宮を見ました。
ビジュアルが気になっていたのですが数年ぐらい積み映してました。
よくよく製作サイドのことは知らなかったのですが、
マペットショーの(セサミ的なやつ)ジムヘンソン。(監督)
ジョージルーカス(製作総指揮)。
が関わっているだと?!
見た後に気づく私。
言われてみれば確かにそうだ。沼のシーンとかもろそんなんじゃん。
とりあえず、物語の導入について説明すると、主人公の女の子サラのぬいぐるみが無くなった。探してたら、どうやら弟のせいだってことがわかる。
こんな弟いらない!!
と言うことを呟くと、ゴブリンの王デヴィットボウイが現れて、
この赤ん坊は俺がいただいていく〜〜〜〜
と言う突飛もない突然すぎる始まりで、そのまま異世界的なファンタジーな世界へ連れて行かれ、
弟を返して欲しくば、この迷路をクリアして俺の城までやってくるのだ〜〜
と言う話になるのである。
突然だな?!突然すぎるな?!
と思いながら映画を見ていると突如として現れる小人のような存在、ホグルが現れる。
そのホグルに脱帽する。
なんだこの滑らかな顔の動きは!!!
手足の動きも滑らかなので、おそらく人が中に入っていて顔はマスクだと思うのだが、顔の動きの愛嬌ある眉毛の動きや、表情が最高すぎるのだ!!
最高すぎるな!!
この芋虫も、最高に愛嬌ある顔の動きしてるわけだよ!!
どうすんのコレ!!
ストーリーは、とりあえずデヴィットボウイが歌って踊って、弟を取り戻すぞ!と言う話なのだが、そこへ向かうまでに訪れるキャラクターたちや、世界観が素晴らしすぎる。
このルドって言う怪物もですよ。この愛嬌ある顔でですよ。
この体躯ですよ。
立ちあがるところの動きとか最高なんですよ。
なんだい、この生き物は。
後、途中で出てくるこの門番みたいな敵ですよ。
普通、こう言う敵って、
あーもーストップモーションだなー
てなるじゃん普通。
違うんですよ。
ちゃんと動いてるんすよ!
素晴らしい人形劇(等身大の)なんですわ
見てほしい生き物たちが多すぎて困るレベル。
後、途中でこの猫?みたいな狼?みたいなキャラクターが、犬の背中に乗って、疾走するシーンや、犬が小刻みに震えるシーンなんかもあるんだけど、人形とリアル犬とに差し替えて撮ったりしててそこも最高に好き。
そして、沼のシーンが出てくるんだけど、
そこの3人の動きや、沼の気泡が破裂するブリブリブリィいいみたいな音も好きw
子供とか、このブリブリ音好きなんじゃないのかな。
このエッシャー的な場面も、主人公の部屋に掛かっていた絵画と対になるものだし、縦になったり、横になったりと、場面転換の見せ方も素敵だった。
デビットボウイ反転する!
エンディングにかけては、おおんそう言う終わりなんw
と言うツッコミはないこともないが、個人的には、もうなんて言うか、
人形への愛をすごく感じる映画だった。
こんなこと、あんなこと、人形たちで実現したい。
こんなシーンを人形たちとやってみたい。
生きてるようだよ!
人形好きとしては、とても良いなと思う映画でした。
ところで、主人公の子、フェノミナの子に凄い似てるなーーと思ったら、同一人物のジェニファー・コネリーでしたw
とりあえず、小学生ぐらいの頃に出会いたかった、そんなおすすめ映画です。