THE BODYGUARDの来日公演を見てきました。
場所は、東急シアターオーブです。東急シアターオーブは、渋谷にあるのですが、結構アクセスがいいとか、会場綺麗とかで、いい劇場だなと思います。
デメリット(?)といえば、だいたい公演は、4時間超えてくるからお腹が空く・・wていうぐらいでしょうか。
もともと、映画の方のボディーガードが結構好きっていうのと、ホイットニーヒューストンが好きっていうので見に行きました。
結論から言うと、歌はいい!
特に、私のイチオシは、
レイチェルが、I Have Nothingを歌うところ。
そんでもって、おねーさんが、黄昏ながら、一人寂しく歌を歌うところ。
あとは、カラオケ大会で、歌を下手にわざと歌っている3人組が微笑ましくてよかったw
あの歌の題名を知りたいw
ただ、いまいちだったなと思ったのは、
凄い凝縮しているので、
会話劇になっている(ミュージカルだから、そうといえばそうなんだけど)
ところでしょうか。
つまり、
ボディーガードを見たこと前提でミュージカルに行かないと、話がわからないんじゃないかな?
と言う点です。
なぜ、今この少年とフランクは、仲良く・・?とか。
この黒人の女の人は、レイチェルとどう言う関係・・?(説明はあるんだけど)
とか。
ちょっと気になる点が、チロチロありました。
ただ、ミュージカル版は、おねーさんの悲哀が結構表現されているのは、よかったですね。
ただ、私が映画で一番好きだったシーンは再現して欲しかった・・・!
ボディーガードの映画を知っている前提で、書きますが。
ボディーガードって、主人公は、ボディーガードのフランク何ですけど、
レイチェルと、レイチェルのおねーさんの物語でもあるんですよね。
で、レイチェルを守るためには、誰も知らないところに隔離しないとダメだ!
と言い出して、湖畔の辺りの別荘のようなところに、フランクが、レイチェルと、お子さんと、おねーさんを連れていくわけですよ。
で、その時に、レイチェルのおねーさんが、湖畔で歌っているところを目撃したフランクは、遠巻きに見ているんですよね。
そのシーンを見た私は、ああ、おねーさんもいい感じでいい声で歌うんだな、って思ったわけです。
でも、その歌っているところに、レイチェルが現れて、おねーさんにハグしながら、歌を被せてくるんですよね。
で、その歌がうますぎるんだわコレが。
明らかに歌のレベルが違う。
遠巻きに見ていれば、それは二人のデュエットのようにも見えるんだけど、
一緒に歌い出した時のおねーさんはどこか寂しげで、そのシーンがとても切ないなって感じたんですよね。
もちろん、ミュージカルにもそのシーンはあるんですけど、問題は
二人とも歌が上手い・・・!
て言うことなんですよ。
映画版では、ホイットニーが歌うますぎて、その対比がよかったわけなんですが、しかし、ミュージカルだから両方歌は上手い方がいい、そりゃいいんだが!!!!
と言う、ジレンマが生じています。
ここが見たかったんだけどなーと言うところがちょっと残念でした。
ちなみに、プロジェクターで、投影する演出がちょいちょいあるんですが、プロジェクター投影は、安くくさく見える時があるので、個人的にはあまり好きではないなってところでしょうか。
全体的には、歌の部分がとても楽しめました!