エレファントマンを見ました。
ストリーミングにないから、どうやってみようかなと思っていたら、図書館でレンタルできるのを発見したので借りてみました。DVDです。
エレファントマンとは、あのデイビッド・リンチが作ったドラマです。
デイビッドリンチ・・・・?と聞いただけで、わたしはどっちかというとイレイザーヘッドとかの方が頭をよぎります。
が、全然違うんで!!
エレファントマンというのは、ジョゼフ・メリックなる人物が、見世物小屋で生まれついた奇形を晒していたところを、アンソニー・ホプキンス演じるトリーヴスにより、病気を治そう、と研究の為に連れていかれるところから始まる。
この始まりが、なかなか地獄なことは、
見世物小屋でも見世物にされていたのに、大学に招かれて、こんな生き物がいますと、またしても見世物にされるところだ。
なんと悲惨なのかと。
そうこうしていくうちに、トリーヴスは彼を新しい研究のためのモノでは無く、人間として彼を扱い、心を通わせていく。
この映画での個人的な注目点は、
ジョゼフ・メリックの喋り方。
息がしづらい、喋りづらい、喋ってるとシュコーシュコーという感じで、まるでダースベーダーのようによく聞こえない。
目の上のたんこぶでよく見えない。歩くときも杖が欲しい。
そんな彼は、トリーヴスにより外に連れていかれることで、色々な人と関わるようになる。
いい人間、悪い人間。
そんな彼の心の叫びが中盤で聞こえてくる場面は胸が痛い。
ラストに、彼が自分の夢を実現するシーンは、なぜか、僕はいつだって海へ行ける。と言っていた映画を思い出すのでした。
デビッドリンチでこういう映画初めて見ましたね。