二月の鯨

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


映画作品鑑賞リスト2024
鑑賞リスト

映画:エレファントマン。僕だって人間だ。

エレファントマンを見ました。

ストリーミングにないから、どうやってみようかなと思っていたら、図書館でレンタルできるのを発見したので借りてみました。DVDです。

www.youtube.com

エレファントマンとは、あのデイビッド・リンチが作ったドラマです。

https://m.media-amazon.com/images/M/MV5BMDVjNjIwOGItNDE3Ny00OThjLWE0NzQtZTU3YjMzZTZjMzhkXkEyXkFqcGdeQXVyMTQxNzMzNDI@._V1_SY1000_CR0,0,670,1000_AL_.jpg

デイビッドリンチ・・・・?と聞いただけで、わたしはどっちかというとイレイザーヘッドとかの方が頭をよぎります。

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が、全然違うんで!!

エレファントマンというのは、ジョゼフ・メリックなる人物が、見世物小屋で生まれついた奇形を晒していたところを、アンソニー・ホプキンス演じるトリーヴスにより、病気を治そう、と研究の為に連れていかれるところから始まる。

この始まりが、なかなか地獄なことは、

見世物小屋でも見世物にされていたのに、大学に招かれて、こんな生き物がいますと、またしても見世物にされるところだ。

なんと悲惨なのかと。

そうこうしていくうちに、トリーヴスは彼を新しい研究のためのモノでは無く、人間として彼を扱い、心を通わせていく。

この映画での個人的な注目点は、

ジョゼフ・メリックの喋り方。

息がしづらい、喋りづらい、喋ってるとシュコーシュコーという感じで、まるでダースベーダーのようによく聞こえない。

目の上のたんこぶでよく見えない。歩くときも杖が欲しい。

そんな彼は、トリーヴスにより外に連れていかれることで、色々な人と関わるようになる。

いい人間、悪い人間。

そんな彼の心の叫びが中盤で聞こえてくる場面は胸が痛い。

ラストに、彼が自分の夢を実現するシーンは、なぜか、僕はいつだって海へ行ける。と言っていた映画を思い出すのでした。

デビッドリンチでこういう映画初めて見ましたね。

©2015-2019 javok's diary