東京国際映画祭は、今年は湯浅政明まつりやってますね。
短編集厳選上映が見たかったのですが、アクセスができるようになった!と思ったら全部売り切れという悲しみ。
見たかったなぁ。
ということで、まだ見れてなかった夜明け告げるルーの歌を見に行ってきました。
朝一!の割にはお客さんも、というか報道が多かったですね。アヌシーの威力か!?いやわたしのようなファンが多いんだな。きっと。
作品自体は、まじやばいぱない語彙力。
躍動感、色彩、どれをとっても素晴らしく、見た瞬間に才能ヤバイと感じる出来栄えでした。
作品についてはどこかで言うとして、終わったあとにトークショーがありました。
q&Aじゃなかったので、お客さんの質疑応答はなかったのですが、監督の生の声も聞けて満足。
わたしも思うけど、確かにポスト宮崎は湯浅さんか、原恵一監督だと思うのよね。と思うと、クレヨンしんちゃんてほんとにすごい作品ですよね。
ていうことで、何かと"ジブリいじり"が多くて面白かったトークショーでしたねw
もともと夜明け告げるルーの歌って、人魚と人間の男の子との交流を描いた物語なんですけど、歌や音楽を聞くと、魚のオッポが、2つに別れて足になって、あるけるようになるんですよね。
で、人魚は日に弱いという設定なもので、夜中に二人でラジカセ聞きながら手をつないで歩くんですけど。
頭とか水にまとわれてて、魚か泳いでるもんだから、黄色いカッパ来て歩く。
あるきかたもなんだか幼稚園児のよう。
どこかでみたような。
そして、クライマックスになると、海がせり上がってくるシーンなんかあるんですよね。
ん、なんだろ、既視感。
で、みんな思うわけなんですよね、ポニョ??
でも、わたしは言いたい!いや違うから!全然違う!ていうか、ポニョよりずっと面白いから!!!!
ということで、トークショーでもそれについて司会の人が聞いてたんですが、監督いわく、
ポニョはみたことあるんですよ。でも最初ポニョと似てるってことに気づいてなくって。あれ、そういえばポニョも沈むなって。
監督!!と言いたくなっちゃう感じでしたが、ちょっとほわほわしている受け答えなんかなんかいいねと思うトークショーでした。
ちなみに、最初ルーはバンパイアの設定で、コワイ部分、可愛い部分の二面性を持っているキャラだったけれど、脚本の吉田玲子さんが入ってきたときに、もっと親しみをもてるかわいい子の方がいいとキャラチェンジしたそうです。
新作の話もあったよ
と、あると思ってなかったんですけど。
ありました。
メディアの方以外撮っちゃだめ!てことだったので、写真はありません。
けど、お客さん何人かとってましね。
まあ、なかなか止められませんよね。。
ちなみに、タイトルは、
きみと波にのれたら
だそうです。監督いわく、ストレートなラブコメだと。
ほんとにぃ?!と、早速司会につっこまれていました。
サーフボード始めた女の子と、消防士の男の子が登場人物だそうです。
波をよく人生に例える話があるように、この女の子はサーファーだけど、人生の波に乗れず、かたや男の子は上手く波に乗っている、でも一緒に波に乗っていけたら、そんな話かな、と語っていました。
そして、公開日は
2019年初夏
え?まじで?早くない??
ということで、早速司会に突っ込まれていました。
順調ですかと。監督そこは、ちょっと遅れているかな?とのこと。
少し公開はずれそうですけど、楽しみですね!しかし、ストレートなラブコメで躍動感はどこで出すのかな?波なのはわかるんだけど。
どうなるやら楽しみな作品です!