ランボー見ました。
ランボーといえば、シルベスター・スタローン!ですね。
存在は知っていたのですが、ちゃんと見たことはなかったので見てました。
途中から少しネタバレしていきます。
あらまし
ジョンランボーは、ある田舎町を訪れる。戦士した仲間の死をその家族に伝えるためだ。
そこから帰る途中、ランボーは警察に不審者扱いされて逮捕されてしまう。警察署に連れて行かれたランボーはそこでひどい扱いを受けてー。
シルベスター・スタローンが今より細い
細いっていうか、普通にたくましい体はしているんですが、今ほど横幅はないというか!
というのにびっくりしました。
この頃はまだ割と普通の体格だったのですね。
警察署でぞんざいな扱いを受けるランボー
要は、敵は警察!お役所!国!
という構図のこの作品。
お前臭いわ!ちゃんと風呂入れやとばかりに、ランボーを裸にして、消防車で使うようなホースで体を洗ったり。
この街に来るな!と追い出そうとしたり。
それでもランボーは、あらがい、警察に立ち向かいます。
警察に虐げられている間、彼は戦争で受けてきた時のことを思い出しているんですね。
これは一種のPTSDですね。
そして、彼は黙々と、立ち向かうんですよね。
黙々と。黙々と。
ただ警察と戦う。
しかし、一対多数という構図ながらも、警察官たちはランボーに歯が立たない。
はては、昔のランボーの上官が出てきて、ランボーを抑えようとする始末。
そこで、
ランボーの吐露が始まるんです。
戦争に行っていたときは良かった。
俺を人として扱った。みんな仲間だった。
でも、俺の仲間は一人も残っちゃいない。帰ってきてみたら職はない。
どうすればいいんだ、と。
そして、ランボーは上官に説得されて、立てこもった建物から出てくる。
まるで、この試合には負けたという感じの面持ちのロッキーのように。
なんだか、切ないね、と思う感じの異種な感じな映画でした。
ランボーの世間や、国への怒り、を感じる映画でしたね。
淡々としているけど、哀愁も漂っていて結構面白かったと思います。