ローライフを見てきました。
全く知らない映画というか監督とかだったのですが、意外に面白い作品でした。ネタバレはしないで行きます。
さて、何が面白いって、
時制系キャラ別立てストーリー構成です。
鍵泥棒のメソッドとかと同じ手法ですが、一つの物語が進行し終わると、その次にそれより少し前の時制で他の登場人物の視点から物語が進行する方式です。
時制が飛んだと同時に、見ている視点とキャラクターも変わるのですが、話も順序立ててわかりやすく、尚且つその登場人物たちに感情移入しやすくできていて、大変好感が持てました。
悪魔の章とかだいぶ黒人の人に感情移入してしまったよ。
あ、でも正直あのモンスロさんには全然感情移入できないけどw
でも、タランティーノがお墨付きっていうのはなんかわかる。
だって、パルプフィクションx暴力描写が結構グロい だものw
パルプフィクションも時制ものでしたからね
登場人物たちへの感情移入度が高い
私的には、これ良かったですね。
キャラクターの話が、全部切り替わるんですが、その彼らがどんどん繋がっていくんですよね。これもパルプフィクションや、鍵泥棒とも近いものがありますね。
で、話が切り替わった時には、そのキャラクターにすでに感情移入してるから、
どうなるんだろ?これ?いや、死なないよね?死なないでくれ!って思っちゃってるんです。
個々のキャラクターたちが、全て魅力的で、生き生きしててとても良かったですね。
特に黒人女性のあの方の過去は徐々に背景がわかっていくわけなんですけど、説明セリフとかじゃなくて、徐々に観客に発見させていく。
そして、ラストの彼女の車の会話シーン。とてもいいです。ネタバレはしないでいきましょう。
暴力描写が結構エグい
これ、ホラーばりにエグい箇所があるので見る方は注意ですね。
何気にR15指定作品です。
まあ、色々潰れる描写があったりと。。。。なので。わたしはゾンビものが好きなのでだいぶ慣れていますが。ご注意ください!という感じですかね。
最後も晴れ晴れとした気分になる
死人も色々出るし、良いことも悪いこともおきて、ハチャメチャな展開を迎えるんですけどね、ラストの去り際のカット。
とても良かったですね。
最近ハズレ映画ばかり見てたんで、久々に笑えて、ドキドキして、楽しかったです。
オススメです。