ネットフリックスのオリジナル映画ですね。
イーライです。
主人公は、少年です。
少年は、自己免疫疾患という病気で、免疫系が弱いため、日々を無菌室で過ごします。
空気に触れることができないため、外に出るときは基本的に防護服を着て外に出る。
そんな彼を直すために、両親は一縷の望みをかけて治療してくれる病院へと赴く。
そこは、大きな屋敷となっていて、無菌状態が保たれる。
イーライは、治療を開始するのだが、徐々にそこに住む見えないものが見えるようになる、という幽霊ものになっている。
そう、
一見幽霊ものになっている。
この映画では、およそ7割ぐらいが治療への少年への疑念で物語が展開する。途中で近所の女の子、ストレンジャーシングスでMAXを演じたセイディーシンクが出ている。
彼女ももう19歳なのか。早いものだ。
それにしても、冒頭から彼女は怪しいわけだ。
彼がひとりでいるときに会いに来る。窓越しに。
あたかも、彼を誘導するかのように。
そして、イーライは、謎の幽霊現象に悩まされることになる。
この幽霊現象の演出は結構楽しい。
映像演出的に、おぉ いいやんいいやん、ってなることが多い。
途中で、ライト・オフみたいな演出もあるしね。
人が動き出すさまは、サイレントヒルの看護師さんみたいだしさ。
と、幽霊演出については、結構楽しめます。
しかし、この映画のロジック性はあまりないように感じられます。
両親はなぜこんなに治療にこだわるのか、そして父親の異常なる治療へのこだわりにも疑念を感じ始めます。そこの理由は、最後に説明されるわけなのですが、もう少しストーリーの中に入れてもよかった気がする。
最後にあれ?!ってさせたいから省いたのかな?
それはともかく、
この映画は、最後が始まり
のような造りになっていて、まさに連続ドラマの第一話です!
という終わり方になっている。
評価は結構低いけど、私この映画割と好きだね。
映画のジャンルが大きく2つ入っている
という意味では結構楽しいと思うんですよね。
ただ、ストーリーの流れは、ぷつぷつしてると感じる。
とはいえ、このキャラクターの逆転性や、結末をよしとして楽しむかどうかにもよるかな。