FOXニュースキャスターたちの戦いの映画です。
FOXニュースというのはみなさんご存知の通り、共和党の広告塔ですね。
なので、そこそこ曲がった見方の放映をしてたりっていうのは、オバマ大統領選のときとかにも周知の事実でした。
FOXニュースのキャスターになると、転職活動をしようとしても他の局に転職することが難しい。
なので、そのTV局でのし上がっていく必要があるのです。
その女性たちが、権力のある男たちに虐げられているさまが描かれています。
その女性キャスターたちも、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーと美人ぞろいです。
FOXニュースでは、リベラルであることも、レズビアンであることももちろん隠さなくてはいけません。
この映画を見ていてとても胸糞悪いというか気持ち悪いところはなんといっても、セクハラのシーンです。
ロジャーという、FOXのニュースの大御所が、セクハラを行うシーンです。
飽くまで、〇〇してくれないか?? と促すのです。
そして、それをするかどうかは、当人が行う、自分で。
クソ恐ろしい
吐き気がしますね。
具体的なシーンは、描かれませんが、ニコールキッドマンが一言。
”まだやってるの?”
と、捨て台詞を残します。それを想像するとさ。
キモーーーーーーーーーい!!!!!!
吐けるぞ。まさにMe Tooだよ。
同じ会社の男性社員が、キミは美人だから的にフォローするシーンとかあるんだけど、それすら気色悪い。何それ。
ハァ?!
女性たちはきっと怒りがこみあげてくることでしょう。
マジ怒。
なんという恐ろしい会社というか、組織だろうか。
女性司会者たちが、着替えを行うシーンも恐ろしい。
足用カメラの話や、ズボンじゃなくてスカートを基本的にははかなくてはいけず、ズボンをはくには大御所たちの許可(2Fと呼称)が必要だとか。
女性司会者たちは、胸にパッドを詰めている。
なんじゃこりぇぇ?!
ハイヒールを履く女性の足に絆創膏が見えるシーンが苦労を物語る。
彼女たちは、この会社を辞めたあとの未来がない。だから、ここで踏ん張っている。
そしてさらに恐ろしいことに、会社のメールや電話は全部ロジャーに筒抜け。
録音されている。(なんだそりゃ)
ロジャーは、さらに会社に内部調査(という名の個人探偵たち)の部署がある。
ロジャーに火の粉が降りかからないようにする部署だ。
おいおいおいおいおいおい
どんどんどんどん出てくる。
そして彼女たちが行きつく先はー。
社会人になった女性たちは一見してもいいと思う映画になっているかもしれない。