アップグレードを見ました。
ソウとか、透明人間のリーワネルが監督です。
最初のとっかかりとか序章を見ていると、よくあるB級SFかな・・っていう感じで多少ダラダラ見るんですがね。
これが意外と面白い
制作費的には、おそらくB級レベルなのは間違いないのだが、テンポの良さやらが良くどんどん進むので引き込まれていく。
近未来SFが舞台で、自動運転化された世界、一部の体を機械にすることで足を失った人はまた手足を手に入れて歩けるようになったり、ドローンが人間のIDを識別していたりそういう近未来の話。
ある日、主人公と奥さんが自宅へ帰る最中、自動車が暴走して事故を起こしてしまい、暴漢に襲われて妻を失う。
主人公は、脊椎を損傷して首から下が動かなくなってしまうーというお話。
そこで知り合いの科学者から、STEMというチップを埋め込めば、キミは元のように体が動かせるようになる、という提案を受けて手術を受けることになるのだがーという話。
STEMとか言われると、サイコブレイク思い出しますが全然違う話です。
STEMというチップを埋め込まれたことで、体を思い通りに動かせるようになるわけですが、その”動かす”という動作自体は、STEMが変わりに行っており、STEM自体とも会話することができるようになるのです。
そして、主人公はSTEMの力を借りて、奥さんを殺した犯人を捜し始めるーっていう話。
話の展開もテンポよく、STEMが埋め込まれてからの主人公の動きは機械を意識していて直線的な歩き方や動きが多いです。
人間の物理的法則を無視した動きだったり、角を曲がるときは90度を意識して。
そして、STEMによってヒーロー並みに強くなるわけなのですが、ある程度の制約もあってその展開の仕方なんかも面白い。
そして、話はあらぬ方向に展開していくわけなんですが、普通に考えるとエンディングはまあ、そうですよね、という感じに収束していく。
自分の体に埋め込まれたチップと会話する・・近未来・・腕に銃を仕込んだ人間もいたり・・・・?
お・・・?
まて、チップ(STEM)役はキアヌ・リーブスの吹替を用意してくれ!
と少し思いましたw
サイバーパンク2077ということにしようw
収束の仕方には賛否両論ありそうですが、展開が結構面白い映画でした。
ちなみに、結構グロシーンがあります。