少女は悪魔を待ちわびて、を見ました。
韓国映画ですね。ウォッチリストには入れてたんですけど、ショートケーキの上のいちごは最後に食べる方、もとい、焼肉とご飯を最後にかき込む分は一口残しておく方、のため見るのがだいぶあとになってしまいました。
主人公の子なんか見たことあるなーと思っていたら、シム・ウンギョンなんですね。
彼女はなんだかんだで、新聞記者とか、ブルーアワーにぶっとばすとかでお目にかかっています。
素朴な中に見える、狂気みたいなところがいい感じです。
この映画ですね、最初どんなだろーって思ってみてたんですが、途中から、目が離せなくなるんですよ。
それは、殺人鬼が一枚のドア越しに対峙するシーンなんですけど、もうここの下りが戦慄が走りすぎて、圧巻されました。
ナニコレ、楽しい。
こんなの絶対日本映画じゃ作れないよね、さすが韓国って感じだった。
韓国のいつものコミカル感は、ちょっと薄めでしたけど、テンポもよくて、緊張感も持続して面白いサスペンスでした。
概要を説明すると、刑事であるお父さんを殺された娘が、その殺人鬼に復讐を誓うっていう話なんですけどね。
この殺人鬼対決が、気分はグラスホッパーなんですよ。伊坂幸太郎のね。
そしてね、この主人公の女の子は、半地下に住んでいるんですよ。
(すでにこの時から半地下という文化は根強いということか)
で、お父さんと別れた奥さんは、半地下ではない場所に住んでいるっていうね。
韓国映画らしく、お母さんとの愛情の下りや、お父さんとのくだりなどを丁寧に説明するんですけどね、面白いのは、殺人鬼との対決ですかね。
コミカル面でいうと、新人刑事として配属された刑事が、ちょっとぽっちゃりしてて、ダメダメなとことかが面白い。
殺人鬼役の男たちの演技には目を見はるものがあるので、注視したいところ。
楽しみました。
見終わったら朝の5時すぎてましたわ!!