ランドオブザデッドを見ました。
ゾンビ映画ですね。
ゾンビに覆われた世界で、人間たちはなんだかんだで隔離された安全な場所で暮らしているんだけど、権力によって、上層の人間と、下層の人間とに別れて暮らしており、ゾンビたちは、人間たちに虐げられていると言うちょっと変わった映画です。
ゾンビたちが、人間たちに、虐げられている?!
て言うところがちょっと変わっていますね。
ゾンビたちは、人間だった頃の記憶があるのか、人間だった頃の行動、振る舞いをしたりしています。
で、やたらと人間臭く、ガソリンスタンドで働いていたゾンビが出てきたりします。そいつは、もうゾンビなんだけど、ガソリンを車に給油するような真似事をしていたりする。
そんなちょっと賢いゾンビが、銃の打ち方を覚えてしまって人間たちに反旗を翻すターンがやってきちゃう、そんな映画だったりします。
ただ、ゾンビが主役だぜ!!!ぐらいに描いてはいないので、飽くまで主役は人間の方なんですよね。
ゾンビが主役で、むしろ、人間たちをめったんめったんにしてくれてもいいかな、とちょっと思ったりもしましたが、まあ、この映画の場合、
生き残った人間たちも、階層が存在し、虐げられて、スラムで暮らす人間たちもいたりする、なんてところも同時に描いてたりします。
両方描きたかったんだろうな、って気もする。
何気に、ゾンビになってて、ウーウー歩いてるんだけど、二人で手を繋ぐことは忘れてない、みたいなカップルはちょっと微笑ましいかな。
なんだかんだで、B級ゾンビ映画でしたが、ゾンビ映画って色々あっていいよね、って感じでした。