アウロラをみました。
フィンランド映画祭で拝見。
アウロラっていうのはこのポスターの女の子です。
この子は、お父さんと一緒に住んでた家の家賃を滞納して家から追い出されてしまうんですね。
お父さんはっていうと、アル中で、施設に入る(家賃いらないので、生きていける)
で、自分はというと、友達の家に泊まってなんとかやり過ごす。
そんな中で、子持ちの移民の男の人と出会うわけです。
その男の人に優しく接したことがきっかけで、移民の男の人に求婚されるーというわけですね。移民の人が生きていくために、結婚する必要があるんです。
この映画ですね、恋愛と移民の問題をうまく絡めて、エンターテインメントにしています。
少しシニカルなんだけど、それでいてハートフル。
住み込みで働くことになる家のおばーちゃんとのやりとりも微笑ましい。
アウロラもアル中で、仕事はしているんだけど、ぷらぷらしてる。
移民の男性は、自分の子供を守っていくために必死。
そんな二人の境遇は違えど、世間から弾かれているというシンパシーが二人を近づけていく。
暖かく楽しめました。おすすめです。