卒業、を見ました。
ダスティンホフマンの有名な映画だったんですが、機会がなく見逃していました。
結婚式のシーンは、よくあるドラマで花嫁を・・っていうのはこの映画からの引用多々あり、っていうのは有名な話ですね。
正直、その部分しか聞いてなかったので、どういう映画かっていうのは知らなかったんですよね。
で見てみたら、のっけからびっくりしたのがですね。
ダスティンホフマンが、親の友人の奥さんから誘惑されるっていう場面から始まるんですよ。
え?!不倫から始まるんだ、この映画!
ていう。しかもね、その誘惑の仕方が尋常じゃないんだわ。
誘惑の仕方がシツコイ!しかし、それにノコノコついていくダスティンホフマン。興味があって仕方ないんだわ。でも、いやダメです奥さん、いや、しかし・・の問答を繰り返すw
おいお前ら!wイイから早くやれ!w と思いながら、この問答は問答で面白い。
ちょいちょいダスティンホフマンが、緊張した時に、
キュゥ〜〜〜ンみたいな高音の鼻から抜ける音が出るんだが、ここがちょっと笑える
わりとメジャーな話なので結構ネタバレでいきますけど、
そうこうして二人の関係は続くわけなのだけど、ときおり奥さんが見せる切なさが痛い。
そして娘を想う気持ちも。
しかし、それをわかっていたはずなのにダスティン・ホフマンは自分の気持ちを止められず娘に手を出してしまうのである。
なんか、昼ドラの様相を醸し出してきた気がしなくもない。
と、思いつつ事を見守っていると、ダスティン・ホフマンの見せる娘への執念が凄い。
軽くストーカーじみている。
もし、自分がダスティン・ホフマンに対して何も思ってなかったら警察に電話するとこだよ!
と、変態さを見守ってエンディングを迎えるわけだが、ラストシーンはなかなか未来を暗示させるシーンで、一味違って良かった。
バスに乗って最初はしてやったりの顔をしているのだが、だんだんと真顔に戻っていく。そして、バスは去ってく。
大人にならなければならないと痛感するラストでした。
それにしても忙しい映画でした。