東京国際映画祭で晴れてヒックとドラゴン聖地への冒険(以下:ヒックとドラゴン3と呼びます)の上映が決まり、みにいってきました。
この映画、1〜3まで作られていて、アナザーストーリーとしてNetFlixでも物語を見ることができます。
私がこの映画ヒックとドラゴン1に出会ったのはおよそ10年前だったでしょうか。
いつもの感じの〜いつもの感じの〜CG映画ですよね〜(ハナホジ)
みたいな感じで最初見てたわけなんですよ。
ですが、ヒックとドラゴンは一味違うんですよね。
ヒックとドラゴン(トゥース)二人で一人なんだという感じの友情に感動してしまったんですよね。
それからっていうもの、ヒックとドラゴンのファンです。監督が二人いようが、ヒックとドラゴン2が日本で上映されまいが、3が上映されなくとも見るぞ!!と思っていたわけなんですが。
晴れて3が上映だよ!!
ていうか、2が日本公開されてないわけなんだが、ピカデリーとか粋に2を上映してほしい気がしなくもない。
なんで2を上映しないんだよ!!もう!
と思った人は少なくないことでしょう。
本編の話を置き去りに、シリーズへの想いを語ってしまいましたが、晴れて3を迎える本作です。
ドラゴンを解放し続け、バイキングたちとドラゴンと共存する夢を求めひた走る主人公。
しかし、そこへ魔の手が。
ハンターたちに目をつけられてしまったのです。
そこで、トゥースたちを守ろうと立ち向かうヒックたち。
ヒックとドラゴンたちはどうなってしまうのかー。
と、端的にいうとそんな感じの話です。
趣旨としては、割と、シュガーラッシュ:オンラインとちょっと似ているところがあると思います。
ですが、シュガーラッシュの場合、主人公がヴェネロペに対して執着していたのに対して、トゥースに対しては、既に想いが通じ合っているからか、主人公の性質の違いからか、そこまでのワダカマリはありません。
割と、すんなりと主人公の素直な心が伝えられるため、葛藤はそこまではない。
いや、逆にいうと葛藤はあるんだけど、テンポよくしているため、葛藤は短めになっているんですよね。
トゥースは今回白いドラゴンに恋をします。
あのトゥースも成長して大人になっていくんだなという実感が湧きます。
そして、王としての自覚も芽生えていく。
それにしても今回感心したのは、トゥースの目の使い方です。
ヒックが、トゥースに対して言葉をかける時、トゥースの顔がアップで度々映るんですけど、その時にヒックの人影が見えたりするんですよ。
ヒックの表情はその時は見えないけどトゥースの表情が見える。
この表現がなんというかすごい好きですね。
それにしても、今回は双子の三つ編み少女らに笑わされました。
いいセンスしてるぜ。
さて、物語はそして、ラストへ展開していくんですけど。
今回はラストでいい感じに涙を誘うシーンが出てくるんですよ。
あんなんわかってても涙出てくるよね。
そんでさ、もう1つオマケに最大のトラップがあるんだよ。
エンドロールがまじヤベェんだよ。
監督の愛を感じるよ。私は思わず泣いちまったよ。
と、いうことで、ええ感じにまとまっていますが、とても愛を感じる映画でしたね!!
続編はなくても・・いいけど!!やっぱりヒックとドラゴンは好きだよ!
さて、監督のQAセッションがあったんですが、観客のみなさんの質問もヒックとドラゴンみんな好きなんだねの愛を感じるセッションでした。
もう少し質問が聞きたかったのは残念。