真実をみました。
監督は、是枝監督ですね。というか、
私は是枝監督の映画が苦手なんですけど。
この映画は結構好きでした。
なんで好きだったかっていうとですね、ひとえに
カトリーヌ・ドヌーヴ様です。
実は、カトリーヌ・ドヌーヴの映画ってみたことないんですよ、ほぼ。
で、彼女を意識して今回見たのは初めてなんだけど。
もう、最初からすごい嫌な感じのおばあちゃん(女優)なんですよ。
お茶を出されて、
何これぬるい。
インタビューに受け答えしながらも、毒舌で、嫌味ったらしく、大女優感ハンパない。
そんな彼女が今度真実というタイトルの本を出すという。
で、そこへ娘がニューヨークからやってくる。
というお話。
で、娘にも容赦無く毒舌っぷりを発揮するわけなんだけど、話が進むにつれてなんでだかもう
ドヌーヴが憎めない。
むしろ、可愛くすらある。
なんという不思議。ほんとに嫌なおばあちゃんだと思っていたのに!!
そして、彼女が因縁としていた自身の妹、サラの再来と噂される女優マノンとの共演をするために、ドヌーヴは映画に出ることを決めた。
その映画の内容というのが、なかなかラストへ繋がっていくいいファクターにもなっているわけだが。
ジュリエット・ビノシュの顔がたまらん。
と、そんな感じで最高に
カトリーヌ・ドヌーヴの魅力に気付かされた映画でした。
ドヌーヴの映画を見よう・・・そう思った。