javokの日常

週3~5回いく映画鑑賞感想、たまに消化する積みゲーの感想、映画祭やドラマの話


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映画:ナディアの誓い(On Her Shoulders)。彼女の肩にあるもの。

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ナディアの誓いを見てきました。日本ではすでに公開済みだったのですが、わたしがその存在を知らなかったので、良い機会でした。

わずか23才のナディア・ムラド・バシ・タハ氏が、決意し自分に起こったことを証言し続け、国連に訴えかけ続けたドキュメンタリーです。

https://m.media-amazon.com/images/M/MV5BODJhZDZjYjgtZGE4ZS00ZDU2LTllNDAtYzQyYzllYjczM2FlXkEyXkFqcGdeQXVyMjQ0NzcxNjM@._V1_SY1000_CR0,0,674,1000_AL_.jpg

この映画は、難民映画祭2019で上映していたのですが、

なんと、難民映画祭は映画が全部無料です。凄いですね。

来年もあったら参加したいところです。

さて、映画の内容ですが、

ナディアは、ヤジディ教徒で、自分が住んでいた村をISISに襲われ、家族を殺され、性奴隷となったが、そこから奇跡的に逃れた。

その後、彼女はそのまま普通の人生を生きることは選ばず、残してきた同胞の為に、彼らが解放されるべく、ISISの戦争犯罪として訴えるべく、自分が被害者としての証言を続けてきた。という話です。

https://m.media-amazon.com/images/M/MV5BZGU0YTQxMjktZDA4Yy00YjcyLWE0NTctNGFiNDYwNTA3YzZlXkEyXkFqcGdeQXVyNjY2MTMzNTQ@._V1_SX1777_CR0,0,1777,999_AL_.jpg

美容院を開くのが夢だった、と彼女はいう。

今はそれも叶わない。

普通の女の子として生きていくということも考えると彼女はいう。

でも同胞のことを思うと、そうではいられない。

わたしは活動家ではなく、難民なのだと。

インタビュアーたちは、誰しも彼女の身に起きたこと、感じたこと、これからどうしたいかを質問する。

けれど、ナディアはいう。

わたしが聞かれたいのはそういうことじゃなく、ヤジディはこれからどうなるのか、同胞たちは助かるのか、そういうことを聞いて欲しいと。

映画を見ていると、彼女の覚悟が。

ラジオで、自分のことを語る彼女が、

小さいゴムを手でいじりながら、ひねっている。

このシーンが辛い。

同胞たちとデモをしながら、彼女がたまに泣き出す。

すると、仲間が彼女に寄り添い、泣かないでおくれ、君に力を貰っているんだ、君が泣いたらみんなが泣いてしまうよと。

そんな彼女の立ち向かう姿を見ていると、泣いたらいけないのに、わたしも泣いてしまう。

この映画の彼女の過去の話を見ながら、わたしは別の映画を思い出していた。

バハールの涙。

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この映画を見たときも、なかなか辛かったのだけど、この映画と序盤が一緒だったから、あれ?と思って調べたら、バハールの涙はもともとヤジディ教徒の襲撃事件を元にしていた。なんと、ナディア・ムラドのことを知る前に、事件のことをわたしは知っていたのだ。数奇な巡り合わせだ。

最後まで、涙が止まらなかった、ドキュメンタリーでした。

ナディアの誓い、良かったです。まず、世界のことを知ることから。

 

ちなみに、このナディア・ムラドの著書のTHE LAST GIRLという本が出ています。

図書館にもあるようなので・・今借りている本を読んだら、早速読んでみたいですね。

THE LAST GIRLーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

THE LAST GIRLーイスラム国に囚われ、闘い続ける女性の物語―

 

家でないと読めない気はするが・・・。

 

 

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