悲しみのミルクを見ました。
インド映画に、ミルクってタイトルありますけど、全然関係ないっす!
ちなみに、映画はペルー映画ですね。
監督はクラウディアリョサ。女の人です。
この映画、全編的に歌を歌うシーンが多いんですけど、
オープニングシーンが結構強烈なんですよ。
おばあちゃんが歌を歌っているんですけど、その歌の内容がすごい。ネタバレせずに言うのが辛いところなんだけど、おばあちゃんの生きてきた苦しみを歌っているのね。
こっからはネタバレしないと話ができないのですると、
おばあちゃんは、この歌を歌ったあと、娘を残して死んでしまう。
娘とおばあちゃんは、おばあちゃんの兄弟の家に居候していたから、娘は一人ぼっち。
そんな娘は暫くしたら、鼻血を出して倒れてしまうのね。
そんで、病院にいったら、君のアソコにじゃが芋が詰まっているようなんだが、取らないとヤバイぞと。
どこに何を入れてるのよアナタ。
でも、娘は取ることを拒否する。
自分は恐乳病だからと。この病からタイトルにつながっているようですね。
で、そんなじゃが芋の病を(恐乳と別だが同じような意味)抱えながら、おばあちゃんていうかお母さんを葬式に出したい一身で金持ちの家にお手伝いにいくわけですよ。
その金持ちは、歌を歌っている娘を偶然目撃して、お前が歌を歌うたびに、真珠の首飾りの真珠を一粒ずつ数えよう、全粒溜まったら全てお前のものだよとー。
そうして、娘はおっかあの葬式を行うために歌を歌い始めると、そう言う映画です。
この映画は、彼女のお母さんの葬式を出すために家を出ることすらできなかった彼女が行動を起こす話なんですが、その胸のツカエ、もといアソコのツカエのワダカマリをどう消化するのかって言う話なわけなんですが。
個人的には、全体を通してそんなに好きな映画ではありませんでした。
ただ、
オープニングシーンの強烈さと、ラストシーンの終わり方は好き。
そう言う映画でした。
万人にはちょっとおすすめはできないかなと思います。
好き嫌いは別れるかな。